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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu169.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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資本金10億円以上の企業につとめるくらいなら、学校で清掃職員に
なったほうが遥かに高給ですので、サラリーマンなんかやめましょう
2008年6月6日 金曜日
◆大阪府職員の甘えた考え。手取り34.5万円は薄給 6月4日 ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/3669777/
市民で作るインターネット新聞「JANJAN」に、大阪の中学校に勤める吉田みえこさんの記事が掲載されていました。タイトルは『橋下知事へ「府職員も大阪府民やで!人件費カットで誰が笑えるねん!ほんまに大阪がよくなること考えて行動してや!」』。
記事の内容ですが、知事の給与が145万円、それに対して私の手取りは34.5万円と少ない。とても贅沢な暮らしなんてできない。大型プロジェクト失敗のつけを人件費の削減で解消しようというのは筋違いだ、と訴えられています。もうあきれかえるしかありません。
手取り34.5万円。この額は私のように民間で働いている庶民からすると、とてつもなく羨ましい額です。手当などを含めると年収は額面で700万円にはなるでしょうか。しかも、これでリストラの心配はありません。対して民間では平均年収400万円、リストラはもちろんありますし、会社が倒産すればそこでおしまいです。
大阪府は今、倒産しようとしています。しかし、職員は人件費の削減に反対です。私はそこに「甘え」があると感じています。――自治体は倒産することはない。この甘えが自分たちの保身しか考えない今の府職員たちを作り上げています。
給料が不満ならやめてしまえばいいのです。どうぞ転職して下さい。あなたに手取り34.5万以上の能力があるのであれば、民間は喜んでその額を支払います。だから、どうぞ退職して下さい。大阪府は沈もうとしている船です。その船の乗員が、水を汲み出しもせずに自分たちを助けろとばかり叫んでいたら船はどうなるでしょうか?
そんな簡単なことも分からず、声高に給料、やる気、待遇と叫ぶ大阪府の職員たち。目先の金にばかりとらわれて、全体が見えていません。今、少しの削減を飲むか、それとも3年後の夕張市のような状態を飲むか。あなたたちはその選択を迫られています。
◆公務員は薄給なのかどうかについて考える。 6月6日 palー9999の日記
http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20080606/p1
3,年収700万円くらいだと、平均的な大阪の公務員の給与よりも低い。
多分だけど、今回の件の「手取り34.5万円は薄給」というのは、どうやら、ここが問題なのではなかろか。つまり、平均的な大阪の公務員の給与よりも、例の記事の人は、給料もらえてないのである。
だから、この点においていえば、吉田みえこさんは、平均的な大阪公務員よりも給料もらえていないわけであり、ひょっとしたら、そこに憤慨しているのかもしれない。
ちなみに、
地方公務員では、職能的にはレベルの低い仕事でも高給を保証されている自治体が少なくありません。雑誌「プレジデント(2006年11/13号)」によると、学校給食員の平均年収が619万円、清掃職員が796万円と、にわかに信じがたい数字が並べられています。
このカラクリは「特殊勤務手当」なる、別枠の手当てが加算されることにあります。本来は「著しく危険・不快・不健康又は困難な業務」について支払われるというのが特殊勤務手当の定義ですが、実際には学校給食員など、どうみても「特殊じゃないだろ!」と思われる仕事にまで支払われていたりもします(ちなみに給食員は月収が6%上乗せ)。
公務員の平均年収
なんだそーだ。大阪のデータと比較すると、大阪の「飲食店・宿泊業」の年間給与は、281万円で、他の職種と比較するとぶっちぎりで低い。まぁ、なんでこうなのかって理由はしらん。
これだけ明白な違いがある以上、飲食店につとめているような女性は、率先して給食のおばちゃんにでもなるべきじゃないかと思われる。みなさん、頑張って、給食のおばちゃんを目指しましょう。美味しいご飯がつくって、子ども達を笑顔にしてあげてください。
国家の規定で、「著しく危険・不快・不健康又は困難な業務」に、給食作りはなっているようですんで。
3Kの仕事なんだから、給料高くて当然ですよね。民間と比較しても、ずっと危険なんです。命がけなんです。昼ご飯をくすねにくる悪ガキどもから、大切な食料を守る命がけの仕事ですから。
というわけで、僕が皆さんに言えるのは、高卒の女性は、OLなんて目指さず、給食のおばちゃんか、学校の清掃員を目指しましょう。特に、愛知、東京、大阪は狙い目です。給料高いですからね。平均700万円程度の薄給ですけどね。
結論をいうと
橋下知事へ「府職員も大阪府民やで!人件費カットで誰が笑えるねん!ほんまに大阪がよくなること考えて行動してや!」
の吉田みえこさんは、どうやら教員のようです。皆さん、教員ですよ?身を粉にして、悪ガキどもの教育にあたっているんです。
そんな女性が、大阪府の学校給食員や、清掃職員よりも給料低いんです。年齢と仕事の質を考えても、公務員基準でいえば、年間800万円くらい貰えて妥当でしょう。
もちろん、民間との比較なんてしませんよ。民間と公務の比較なんて、定規の違うところではかったっていけませんからね。民間の二倍くらいもらえて当然なんです。
だって、お国が、学校給食員や清掃職員を「著しく危険・不快・不健康又は困難な業務」と定めるような業務なんですから。これより、教師のほうがはるかに危険かつ不快かつ不健康で困難な業務を行っているなんて、馬鹿でもわかるじゃないですか。
というわけで、僕は、橋本知事に対して、「より著しく危険・不快・不健康又は困難な業務」を行っている上に、物価が高い大阪市の教師の人が、年収700万円しかもらえないのは、公務員的にみて、著しく不公平だと言わざるを得ませんので、彼女の給与を800万円程度まであげることを、ここに進言させて頂きたいと思います。
それから、皆さん、資本金10億円以上の企業につとめるくらいなら、学校で清掃職員にでもなったほうが遥かに高給ですので、サラリーマンなんかさっさとやめて、学校の清掃に職替えすることを強くお勧めいたします。
待遇がよく、物価がやすく、家賃が安い地方の公務員は特にお勧めいたします。
塾の講師になんてなっちゃ駄目ですよ。皆さん、ちゃんと教師になりましょう。給料が二倍くらいいいですから。
飲食店で働いちゃ駄目ですよ。ちゃんと給食のおばちゃんになりましょう。給料が3倍くらいいいですからね。
民間の清掃員になっちゃ駄目ですよ。ちゃんと学校の清掃員になりましょう。給料が5倍くらい違いまるからね。
(私のコメント)
今や国や地方の財政は火の車状態なのですが、公務員の人件費に手をつけようという動きは大阪府の橋下知事しか見られないのはなぜなのだろう。東京都の石原知事も5%の人件費のカットや人員の削減で黒字になりましたが、これは例外的なものだろう。
財務省などは消費税の増税で財政の再建を目指していますが、いま消費税を上げればそれだけ消費支出が減って税収が落ちるのが分からないのだろうか? 税金はあるレベルを超えるといくら税率を上げても税収が伸びなくなる。会社倒産や失業が増えれば国や地方の支出は増える一方になりますが、税収は無くなるからだ。
だから税収を伸ばそうと思ったら景気を回復させるしかないのですが、国会で審議されるのは消費税の増税ばかりだ。41兆円もの国や地方の公務員の人件費が財政の負担となり、減税などの景気刺激対策もとれなくなっている。
大阪府は5兆円もの借金を抱えて火の車状態ですが、膨れ上がった無駄な事業を止めて大阪府職員の人件費のカットに取り組まないと財政再建は出来ないだろう。消費税は年収200万円300万円の人から税金を取り立てて、年収700万円の公務員に給料として渡す行為だから、庶民の生活は苦しくなり、公務員の生活は様々な手当がついて良くなる一方だ。
財務省は増税で財政を再建しようとしているが、非正規雇用者の増大でどうやって彼らから税金を取るのだろうか? 彼らは課税最低限度以下しか給料がないから増税しても無駄だ。消費税は彼らからも10%とか15%の税金を取ろうというのですが、700万円も貰っている公務員の給与カットのほうが財政再建に効果的だろう。
今の経済状況が改善されない場合には、非正規雇用が固定化されて低賃金のまま年金も確保できないまま老齢になって生活保護に頼ることになりますが、このままだと毎年20兆円の生活保護費が必要となるだろう。そのような状況で増税したところで税収は減る一方であり、社会保障費はますます増える事になる。
経済状況が一向に改善しないから税収も伸びないのですが、積極的な財政政策をしない財務省が財政再建を優先して自らの首を絞めている。財務省は何かというと財源がないというが公務員の給与カットという財源は思いつかないのだろうか?
外郭団体への天下り役員に使われる人件費も年間5兆円にもなるのですが、これも手付かずで放置されている。道路特別財源並みの巨額な予算が無駄使いされているのに国会では切り込む気配は見えない。政治家が官僚に政策を任せっぱなしにしているから役人達のやりたい放題であり、国会議員が国民のほうを向くのは選挙のときだけだ。
大阪の橋下知事が思い切った公務員の給与カットに取り組めるのも選挙で支持されたからですが、福田総理がこのような公務員の給与カットに取り組めないのは国民から直接選ばれていないからだ。むしろ日本の政治は「公務員の公務員による公務員の為の政治」が行なわれており、我々一般の納税者は奴隷階級であるのだ。だから税収が減れば増税すればいいと考える財務省の役人がいるのだ。
大阪府では年収700万円は低いほうの部類に入り、それで「吉田みえこ」と名乗る教職員は不満を持っているのでしょうが、非正規雇用者から見れば別世界の話に過ぎない。日本の大企業は正社員を減らして非正規雇用を増やして業績を上げてきた。
小泉構造改革でそうさせてきたのですが、国や地方の公務員には非正規雇用という手段で人件費を抑えるということは取られなかった。学校の清掃員も給食の調理員もみんな正社員だから一般の公務員よりも高給がもらえるようだ。だから民間の大企業で働くよりも学校の清掃員のほうが高給をもらえるし、飲食店で働くよりも学校の調理員になりましょう。残業も無くて週休二日制でこれほど恵まれた職業があるのだろうか?