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財務省の遠藤乙彦副大臣は26日、6月中旬の主要8カ国(G8)財務相会合で、原油や食料価格高騰に伴うインフレ懸念に対する協調策が主題になるとの見通しを示した。遠藤副大臣は「金融、マクロ経済政策のかじ取りは一段と難しくなっており、各国は気を引き締めて連携を深める必要がある」と強調した。
副大臣は6月13日から大阪市内で開くG8財務相会合の関連行事で、国会日程の都合で欠席した額賀福志郎財務相の代理として講演した。G8会合の主要議題として(1)世界経済の現状と今後のリスク要因(2)地球温暖化問題への対応策(3)アフリカなど発展途上国の開発支援――などを挙げた。
米国の住宅バブル崩壊に伴う国際金融市場の混乱がひとまず一服したとの見方が広がる一方で、国際的なインフレ懸念が強まっている。金融緩和が求められる景気減速と金融引き締めが必要になるインフレ抑制という矛盾した課題への対応を主要国は迫られており、G8会合でも最大の焦点のひとつとなる。 (00:07)