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(回答先: アルゼンチンの大都市部 ・・・ 食料品の供給が滞り、銀行預金を引き出す動きが急増 【しんぶん赤旗】 投稿者 hou 日時 2008 年 5 月 24 日 21:08:13)
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID=22972
四面楚歌の新環境相 麻州が軍警兵派遣を拒み
《戦略局も反対陸軍のアマゾン環境守り》
カルロス・ミンキ新環境相は一九日、ルーラ大統領に数々の提案を行なったがその多くが認められなかった。アマゾンの熱帯雨林を守るための陸軍動員案も公安軍並みの国家環境警察創設によって置き代えられた。それもマット・グロッソ州政府から強く反対される。一方、新環境相は、いままで反対してきた原発アングラ3号への環境ライセンス給付を迫られようとしている。
《意に反した原発のライセンス》
連邦政府の創設した公安軍は国内各州軍警兵隊から選び出したエリートをもって構成されている。それをモデルとする国家環境警察の創設を新環境相は提案した。
マット・グロッソ州のブライロ・マギ州知事(共和党=PR)が二〇日、これに対してミンキ新環境相の提案は受け入れられないと強く反対した。
マギ州知事は、ブラジルの大豆王と呼ばれるほどの大手生産者。ミンキ新環境相が就任前に「放っておけばマギはアンデスにまで大豆を栽培しかねない」と批判したことがあり、両者間は余りしっくりいっていない。
ともあれ、同州知事は「アマゾーニアにおける環境警察の配備に基本的には賛成。自州の軍警兵隊に員数が不足しているため、その余裕がないのだ」と説明している。
航空宇宙院(Inpe)調べによると、同州は国内で最も森林乱伐面積の広い州である。
他方、新環境相が首をすげかえようとして失敗したアマゾーニア維持プランのコーディネーターであるマンガベイラ・ウンゲル長期戦略担当局長も「陸軍動員によるアマゾンを守る案」を強く批判した。
他方、原発アングラ3号建設への環境ライセンスが再生可能天然資源・環境院(Ibama、環境省系)によって発給の手前まで来ている。同ライセンスにはマリーナ・シウヴァ前環境相が反対していた。ミンキ新環境相も反対である。
反対であることを示すエピソードとして、リオの州議員、環境長官の時代に反対を唱え、招かれる以前にIbamaで「このライセンス給付が自分の仕事でなくてよかった」と語ったことが挙げられる。環境相として給付を拒むのか、興味の持たれるところである。
2008年5月22日付け