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記事の全文はサイトでどうぞ。中日新聞がこれほどトヨタを名指しで批判したのは始めてみました。この記事やNHKの最近の調査で民主党の支持率が高いという調査結果など、昨今のマスゴミに自浄作用が働きつつあるのを感じます。あとグローバリズムの衰退と下請けの怒りを。世が着実に変化しつつあるのを感じます。
【結いの心】誰のための削減か トヨタの足元<3> 2008年5月13日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/yui_no_kokoro/list/200805/CK2008051302010937.html
「サインはしません」
電話の向こうで、担当者が絶句していた。
トヨタ系ではすっかり恒例となっている春と秋のコスト削減の要望。「納得済み」だと確認させたいのか、書類には了承のサイン欄がある。
一昨年春、主に自動車部品をつくる下請け企業の50代の社長は、トヨタ系の上位メーカーからの求めに初めて、署名を拒んだ。杞憂(きゆう)に終わりはしたが、取引中止も「覚悟の上」だったという。
・・・中略・・・
「トヨタさんのおかげで大きくなれた」。経営者として、反論する言葉はない。ただ「いったい何のため、誰のための削減なのか」。職人として、それを知りたいと思う。
【結いの心】町工場の事情がある トヨタの足元<4> 2008年5月14日http://www.chunichi.co.jp/article/feature/yui_no_kokoro/list/200805/CK2008051402011210.html
「ここまで言われなくちゃならないのか」。あるトヨタ系部品メーカーの40代の社長が歯がみをしたのは数年前のこと。
愛知県尾張地方の工場。トヨタの仕入れ担当者がストップウオッチ片手に乗り込んできた。
コスト削減にちゃんと応えられるかどうかのチェック。眼鏡にかなわなければ「カイゼン」を求められる。
「どうしてウソつくんだ」
入社10年余りの中堅どころといったその担当者は、ある工程のタイムを計り、怒った。事前に出していた申告は「40秒」。“トヨタウオッチ”では「30秒」だった。
・・・中略・・・
だが、名古屋市内の下請けのトップが言い切る。
「カネだけのつながり。トヨタのために、なんて気持ちは、今はこれっぽっちもない」
「言われた通りのモノを言われた通りの価格で、言われた通りにつくり続ける。トヨタ系では、そんな会社しか生き残れない」
そう語る下請けの経営者は最近、自家用車をトヨタから他のメーカーへ替えた。モノづくりの会社の経営者として「ささやかな抵抗」だという。
コメント
下請けが自分が関わったトヨタをの車を買わない、という事態は昔と比べるとかなり異常な状態だと思います。もうトヨタ系列は崩壊しかかっているのではないでしょうか。
ちなみに東京新聞のサイトをザッとみたり、検索しましたが、この記事は見つけられなかったので、東海地方の人しかこの記事を見る機会が少ないんじゃないかと思い、投稿しました。