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国際協力銀のドル調達先に外為特会を追加、5月から可能に＝財務省（ロイター）
2008年 05月 13日 19:43 JST
［東京 １３日 ロイター］ 財務省は１３日、国際協力銀行が財政融資資金から調達した円資金について、外国為替資金特別会計（外為特会）が保有する米ドルとの交換を５月から可能にすると発表した。国際協力銀は２００８年度予算において財政融資資金から５０００億円の調達を計画している。
国際協力銀は、米ドル建て融資を行う際に必要なドルを民間金融機関との取引で調達している。今回の措置は「同行の外貨調達手段を多様化し、効率的な外貨調達に資する」ことを狙いに、調達先として外為特会を加える。
財務省によると、同行と同特会との取引は実勢レートで行われるが、市場取引ではないため手数料はかからない。取引相手の選択は、国際協力銀が民間を含め、その時の情勢で判断する。
財務省では、国際協力銀との取引で得た円資金を、外為特会が発行している政府短期証券（ＦＢ）の発行抑制の一助としたい考え。外貨準備の有効利用と位置づけており、「外貨準備の圧縮が目的ではない」（財務省筋）としている。
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK010808320080513
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