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(回答先: 日本銀行 ・・・ 理事へ昇格 ” 山本謙三金融機構局長 ” 【毎日新聞】 投稿者 hou 日時 2008 年 5 月 08 日 23:24:38)
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/hf20199/v0403.html
「何を考えているのか」日銀の迷走
【金融ジャーナリスト匿名座談会】
(前略)
A 一方で、日銀は金融機関に対する考査は異様に熱心だ。とくに将来の総裁候補、稲葉延雄氏が局長になって以来、考査局は権勢を振るうようになっている。
B 考査の延長線上で、中小金融機関の合併などにも熱心に関与している。金融庁の関係者が不快感をあらわにしながら「日銀は熱心だが、途中で合併が破綻するようなケースが多くて困る」と言っていた。
C 金融庁としてはお株を取られた格好になっているわけだから不愉快にもなるのだろう。
A 不良債権処理、繰延税金資産の圧縮といった大手銀行クラスに対する最近の圧力の掛け方も、日銀が関係しているというよ。福井総裁、稲葉氏、そして、福井氏と近い経営コンサルタントで元日銀マンの木村剛氏のゴールデントライアングルが存在すると、大手銀行の役員は指摘している。竹中金融担当大臣はその上に乗っているということだ。
B 面白いのは、金融庁が旧大蔵省から分離して誕生して以来、一挙に金融機関への天下りが減ってしまったのとは対照的に、最近、日銀では、地方銀行などへの再就職が再始動していることだ。かつて、地域金融機関は財務局職員の再就職が多かったが、最近は日銀に押されていると、ある財務局の職員がぼやいてた。旧大蔵省ポストと言われていた金融機関に日銀から人が送り込まれて、金融庁と財務局がポストを失うということも起きている。考査に熱を上げていることと無縁ではないだろうね。
C そのトップである稲葉局長の年次が、この春には理事に昇格するかどうかが日銀人事の焦点となっているようだね。これは金融業界では話題になるよ。
A どうも現職の理事クラスでは、人事局担当の小林英治氏が退任するらしい。それに代わる新理事誕生ということだが、稲葉氏と金融政策担当の企画室の審議役、山口広秀氏との一騎打ちということになる。
C 2人とも、若いときからスーパーエリートと目されてきたからね。しかし、今春の理事ポストは一つだ。おそらく、理事大阪支店長ということになる。
A 日銀内では、「腕力の稲葉、人望の山口」と言われているようだが、まあ、今年にはなれなくても、来年には理事になる。1年違いの理事就任だから大したことではない、とはいかないのだろうね。彼らにとっては副総裁、さらには総裁までの道程に関わってくる理事人事だから。(後略)