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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000022-kyt-l26
京都府内倒産、負債額大幅に増 前月比、滋賀は180億円
5月7日22時9分配信 京都新聞
信用調査会社が7日発表した京都府内の4月の倒産概況(負債額1000万円以上)によると、建設業や飲食業を中心に倒産が相次ぎ、負債額は前月を大幅に上回った。
帝国データバンク京都支店の集計(法的整理のみ)では、件数が前月比25・6%減の32件、負債額が同3・1倍の43億3900万円。
業種別は、建設が9件と2カ月連続で最多発業種となり、食品が8件、繊維が5件で続いた。7日に京都地裁に破産申請した建設業の田中太工務店(京都市北区)は負債額が16億円で、総額を押し上げた。
同支店によると、昨年の建築基準法改正や京都市の新景観政策の影響が長期化している。建設など幅広い業種で今後も小口倒産が増加する見通し。
東京商工リサーチ京都支店によると、件数が同15・1%減の45件、負債額が同2・8倍の45億4900万円だった。建設と、飲食店を含むサービスがそれぞれ15件で最多だった。談合事件にからみ指名停止処分を受けている宇治市内の建設業者の倒産が相次いでいるという。
暫定税率の復活でガソリン価格が再び高騰したため「運送業界が打撃を受ける」としている。
■滋賀の倒産件数は15件
東京商工リサーチ滋賀支店が7日発表した4月の滋賀県内の企業倒産速報(負債額1000万円以上)によると、100億円超の大型倒産1件の発生を受けて、負債総額が前月から大幅増の180億8600万円と、2カ月連続で増加した。
大型倒産は会社更生手続き開始決定を受けた大津カントリークラブ(負債額約160億円)で、過去4番目の規模に当たるという。
倒産件数は前月比5件増の15件。業種別では建設7件が最多で、小売3件、サービス2件、一次産業、製造、卸売が1件ずつだった。原因別では販売不振が8件、過去の事業のしわ寄せが3件、過小資本が2件、放漫経営、信用性低下が1件ずつだった。
同支店は「原油高や材料高など好材料が乏しく、今後中堅以上の企業の破たんも目立ってくる」としている。
また、帝国データバンク滋賀支店の4月の県内企業倒産概況(負債額1000万円以上、法的整理のみ)によると、倒産件数は前月比3件増の17件、負債総額は大幅増の186億7100万円だった。
最終更新:5月7日22時9分