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アメリカン・インターナショナル・グループ・インク株主各位
第4号議案 政治献金の報告に関する株主提案の件
AIG普通株式を実質的に38613株所有すると表明する
ボストン・コモン・アセットマネジメントLLCは、本年の本総会に下記の提案を行う旨AIGに文書で通知しました。
またAIG普通株式を実質的に880株保有すると表明する
ザ・コミュニティー・チャーチ・オブ・ニューヨークからも同じ提案を受けました。
本提案の内容は以下のとおりです。
アメリカン・インターナショナル・グループ・インク(AIG)の株主は、AIGが同社の下記に事項について半年ごとに報告することを要求する。
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1、会社の資金をもって行う政治献金および支出
2、内国歳入法セクション162(e)(1)(B)に基づく控除の対象とならない金銭的および
非金銭的な政治献金および支出
当該報告書には、下記の事項を含めるとする
a. 前期のとおり政治献金もしくは費用として使用されるAIGの資金の会計処理
b. 政治献金または支出を行うことの決定に参加した者を特定できる情報
c. AIGの政治献金および支出を規律する内部指針
当該報告書は取締役会付属の監視委員会または、これらの事項を担当する他の監視委員会に発表され、株主に公表するコストを軽減するためにAIGのウェブサイトに掲載されるものとする。
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株主による本決議案の支持声明
長年にわたりアメリカン・インターナショナル・グループ・インクの株主である我々は、政治活動に対する企業の支出および説明責任が果たされることを支持する。
政治活動には、立候補者、政党、もしくは政治団体への直接および間接的な政治献金
個別的な支出または、連邦、州もしくは地方の立候補者の選挙運動の支援も含まれる。
これらを開示することは、対外政策にも則しており、会社及び株主双方の利益となる。
企業に説明責任がなければ、会社の資産は長期の利益を考えると好ましくない目的のために使われ、会社および株主をリスクにさらしかねない。
アメリカン・インターナショナル・グループ・インクは、2002年の選挙以来少なくとも
3300万ドルの会社資金を献金している。
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政治献金が一般公開されているサイト
◎ Congressional Quarterly Inc.
http://moneyline.cq.com/pml/home.do
◎ National Institute on Money in State Politics
http://www.followthemoney.org/
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しかしながら、一般公開されている情報のみ頼ってもAIGの政治関連の支出の全容はわからない。たとえば政治活動を行うための事業者団体への支出は開示されておらず、不明である。
多くの場合、経営陣でさえ事業団体が企業の資金をどのように政治に使用しているのか知らない。
本提案は、AIGに対し、事業者団体およびその他非課税組織への支払を含み、そのすべての政治献金の開示を要求するものである。
かかる開示により、ファイザー、エトナおよびアメリカン・エレクトリック・パワーなど、政治関連の開示および説明責任を果たしており、これらの情報をウェブサイトで公開している大手企業が増えていく中で、AIGもその仲間入りをはたすことができる。
AIGの取締役および株主が企業資金の政治関連の使途を完全に評価するためには、全面的な開示が必要である。
したがって、この重要なガバナンスの改革を実行するために、支持をお願いする。