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(回答先: D dog さん、あなたもどうですか。日本の近未来の話です。日米安保はなくなりそうですね。自民党もおわりになりそうです 投稿者 ヤハウエハのタタリ、祟りじゃ〜!! 日時 2008 年 4 月 29 日 13:13:25)
「誰々さんがこう言っていました、そして当たっていました」「誰々さんの言うことはすべて正しい」といった思考は、危険思想です。そういった思考は、「尊師はこう言っていました、そして予言を的中させました」と言っていた集団で用いられた思考方法と同じです。一般には「原理主義」といいます。
ご指名ですので、不本意ながら少しお付き合いいたします。
ちなみに、私の場合、小沢一郎が自民党を割って以来、小沢一郎が所属する党へ選挙の度に投票いたしました。先の衆議院選挙も断固反小泉で揺るぎませんでした。
今は、判断が難しい。小沢の財務省出身者の日銀総裁拒否の断固たる姿勢には、支持をしますが、管や鳩山など、民主党の面々の酷いレベルにはとても支持する気になれなくなった。逆に、福田首相はよくやっていると評価しています。誰がやってもこのネジレ国会の運営は難しい。彼には政権欲が無くガソリン税の一般財源化も私はけして支持ではないのですが、よく道路族を抑えたと評価します。ただ、ガソリン税は一般財源ではなく、地方財源としたほうが良かったと思います。
アカシックレコード http://www.akashic-record.com/ の佐々木氏は、(最近彼の推理は空回りしてはいます、ヒラリー大統領誕生説はとても支持できない内容です)
福田首相の「中朝戦争容認派」論を展開しています。親中派の仮面を被り、国益を確保している説が本当にそうなら、彼は偉大な政治家です。そのアカシック佐々木氏は、福田政権任期満了説を唱えています。この説は十分支持できます。今回の山口補選で任期満了説は十分ありえる説となりました。
ちなみに単なる与太話ですが、日本の首相として一番推薦したい人物は、同じ山口でも、山口母子殺人事件の被害者家族、本村洋氏です。彼の政治的思想や能力を別にして、彼のような一本筋が通った高潔な人物は稀である。
無能で頼りない政府である限り、日本の自主独立路線などもってのほかだ。中国と組むのだけは真平御免だ!となれば、日本は米国と協力せざるを得ない。
親中国の仮面を被り、米国へも日本が核兵器を持ち中国と同盟するかもしれないと腹芸を使える「田中角栄」先生でも難しかったので、既存の政治家では日米安保から自主路線の切り替えは不可能に近い。福田は一応合格ラインには遠いが、既存の政治家では最も角栄さんに近いかもしれない。
米国が兵力をトランスフォーメーションしている戦略からすれば、日本から完全撤退の可能性もありえる。一連の日高義樹氏の著作からも感じ取れることです。しかし、中国の軍事的膨張を威嚇するには、日米安保条約は日米双方とも廃棄する理由に欠ける。
21世紀は、よくも悪くも中国インドに振り回されることだけは間違いない。さて、ロナルド何とかさんがどうのこうの言ってるらしいが、全く興味が持てません。
私は、現実路線として、日米安保の堅持をやむをえない選択であると考えています。
本音から言えば、日米安保など直ちに廃止し、尊厳ある自主独立の国家として歩むべきだ。いや歩んでほしいと思っています。しかし、憲法改正、核兵器と原子力潜水艦を保有することをやってのける政府で無い限り、まったく理想論にすぎない。空想妄想の類だ。中国と米国を結託させて日本をならず者国家としてしまう。
ロシアの最大の仮想敵国は地政学的に中国です。ロシアにとって中国ほど厄介な国は無く、いずれ沿海州やバイカル湖のあたりまで、中国固有の領土と言い出すでしょう。
フリードマンの「フラット化する世界」に、マクドナルド理論という理論が載っていました。「マクドナルドの店舗がある国同士戦争を起こしたことが無い。」経済が相互依存している限り、安易に戦争は起こせないものです。中国が北京五輪後混乱したとしても、一年以内に中国とロシアが組んでNATO諸国と戦闘状態になることだけは、非常に起きる確立は低いと断言しておきます。