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【ニューヨーク=松浦肇】米大手銀バンク・オブ・アメリカが21日に発表した1―3月期決算は純利益が12億1000万ドル(約1250億円)と前年同期比77%減少した。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の深刻化に伴い、信用収縮に関連した損失が約67億ドル発生した。赤字決算は回避したが、自己資本のうち普通株など質の高い部分の比率(Tier1)が低下したため、バンカメは今後、資産の圧縮を急ぐ見通しだ。
損失額の中身のうち、住宅担保ローンや建設業者をはじめとする住宅関連などへの貸倒引当金の積み増しが最大で48億ドル。住宅担保ローン関連の証券化商品である債務担保証券(CDO)の評価損で約15億ドル、LBO(借り入れで資金量を増やした買収)融資債権の評価損が4億ドル発生した。 (21日 23:15)