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2008/4/19 7:59
経済速報(米相場の激動と食糧安保) 分類なし
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ワールドレポートでも解説させて頂きましたが、お米をめぐる市場環境が更に変動しており、インドネシアはお米の輸出入を停止するという事態に発展しています。
今日付けの日経新聞でも報じておりますが、タイの米相場が更に急騰し、いまや一トン
886ドルになり、1000ドルの大台を突破するのも時間の問題といわれています。
現在の価格でも年初から2倍以上になっており異常な高値となっており、アジアの一部では一般国民が買えない事態になりつつあり暴動等も起こってもいます。
世界中で食糧の争奪戦が起こっていますが日本はまったく無策となっており、気がつけば
日本人は外国から必要としている食糧が入ってこないという事態になるかも知れません。
【ワールドレポート】で一貫して指摘しておりました『食糧安保』が緊急に必要に
なってきています。
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2008/4/19 7:47
金融情報(想定通りの損失額となったシティと今後) 分類なし
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シティが発表しました1−3月期の決算ではサブプライム関連損が1兆6,000億円計上し、累計損失額が4兆7000億円となりましたが、昨年末からシティは5兆円余りの損を抱えているとされてきており、ようやくその額に到達したことになりますが、事態は更にその先に進んでおり、株式市場はこれで損は終わったとの思惑で株を買い上げて
いますが、デリバティブ市場は更に悪化しており、本当の損失額はこれからの方が大きいのです。
今はようやく、当初の想定損出額まで来たということになるのです。
また、シティは今回の赤字で2四半期連続となっており、4−6月期も更に赤字拡大と
なりますので経営に危険信号がともりますが、金融市場はいまやリスクに鈍感になりつつありますが、来週後半には事態が急転するかも知れません。
世界の為替相場が激動してきており、これでかなりの投資家・ファンドが打撃を受けたと
見られており、来週後半には破綻・解約停止が相次ぐかも知れません。
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2008/4/18 22:06
経済速報(暮らし向きの悪化) 分類なし
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内閣府が発表しました3月の【消費動向調査】によると消費者心理を示す消費者態度指数
は36.5で3カ月前に比べ2.3ポイント低下し、「暮らし向き」の先行き見通しは
34.4に落ち込み、過去最低を記録しています。
いまや日々の生活に汲々している国民が増えてきており、とても『消費する』という
次元ではなくなっているのです。
米国発の経済・金融危がすぐそこまで来ていると言えます。
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2008/4/18 18:27
金融情報(急落し安値を更新した上海株) 分類なし
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とうとう【上海総合株】が安値を更新してきています。
終値3094(−128:−3.97%)
昨年10月の高値(6124)からは50%もの暴落となっているのですが、暴落しているのは何も【上海株】だけではありません。
IT株(特にソフトバンク)が好きな日本人投資家になじみのある【アリババ】は50%という生易しい暴落ではなく、3分の一になっているのです。
高値 41.80HKD 安値 12.00HKD
中国株・中国関連株は今後更に暴落を続けることになるでしょうが、今日の中国株解説を
見ておりますと、『パニック売りが広まった』となっており、今中国の個人投資家が損をして投売りしていることが分かります。
世界有数の成長国家と言われている【中国株】が暴落している今の相場はある面恐ろしいと言えますが、今後【上海総合指数】でいえば、2005年の998を見に行く相場と言え,現在の3000台がいまだ『高い』ということが言えるのです
15日付けワールドレポートの【中国特集】で解説させて頂きました”事実”が世界中に広まれば、オリンピックがあるなしに拘らず、中国株は世紀の暴落をし、その時点で中国経済は大崩壊に向かうことになります。
今、一部の専門家は中国株崩壊が世界の金融市場にどのような影響を与えるか研究を進めています。
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2008/4/18 8:20
金融情報(含み損に転じたNECと投資尺度の見直し) 分類なし
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NECの株式含み損益(上場企業分)が171億円のマイナスに転じたと発表になっておりますが、今後この手の損失が相次いで発表になるはずです。
物凄い持合を行った鉄鋼会社などはその典型例になるでしょうが、含み損をどのように
処理するのか。
鉄鋼各社はすでに減益に転じていますが、これに含み損を計上すれば想定以上のマイナス要因になることになります。
株式投資尺度の見直しが必要になってきています。
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2008/4/18 8:04
経済速報(世界的な金利上昇が与える打撃) 分類なし
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今、世界中で金利が上昇に転じてきており債券価格は急落していますが日本では殆ど報じられることはありません。
なぜなら、債券価格の下落は金融機関の含み益を消し去ることになり、株安の比ではないダメージを金融機関に与えるからです。
<額面100%>
米国30年国債 97.59375%
米国10年国債 98.09375%
米国 5年国債 98.18750%
米国 2年国債 99.31250%
2年国債から30年国債まですべてマイナスに転落しており、国債にて運用しているファンド・金融機関はいまや膨大な含み損を抱える事態になっているのです。
今の国債安・金利上昇はインフレを見越した動きで、この先中央銀行は<利上げ>を
迫られると見越していますが、金融混乱を防ぐために世界中の中央銀行は<利下げ>を行っています。
≪市場は利上げ・中央銀行は利下げ≫。
この矛盾はいずれは金融市場に物凄い打撃を与えます。
株高だけに目をとらわれていればとんでもない事態に巻き込まれることになります。
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2008/4/17 14:47
経済速報(ニュージーランド経済の苦境) 分類なし
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ニュージーランド経済は大きな転換点に差し掛かってきており、住宅バブル崩壊から
通貨大崩壊へ進む可能性が出てきています。
ニュージーランドの3月の住宅販売件数ですが、一年前に比べ50%以上減小していると
発表になっており、NZには住宅不況が襲ってきていますが、さらにNZ準備銀行は金利を引き上げ続けており<インフレ抑制>と<通貨防衛>に躍起になっていますが、全く効果はなくこの先日本人がNZドルを売ってきた場合<通貨の暴落>と<金利の急騰>を招き、NZ経済はガタガタになることになります。
小さい国の経済は、金利上昇等のちょっとした切っ掛けで経済崩壊に進むことは歴史を見れば明らかであり、最悪の場合、NZドルは為替管理が強化され、外貨への転換が出来ないという事態に追い込まれるかも知れません。
現下の危機をNZ準備銀行が乗り切れるかどうか瀬戸際に来ています。
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