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【NQN香港=桶本典子】18日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に3日続落。上海総合指数の終値は前日比128.073ポイント(3.97%)安の3094.668と、昨年3月23日以来、約1年1カ月ぶりの安値を付けた。1―3月期の経済指標が発表された直後の週末とあって、中国当局による追加的な景気引き締め政策の発表への警戒感が高まった。主力銘柄に売りが膨らみ、指数は前場に一時、下落率が4.5%に達する場面があった。
中国石油大手で時価総額上位の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が昨年11月の新規上場時の公開価格(16.70元)を上場後で初めて下回った。ペトロチャイナは中国を代表する石油会社の1社で、昨年の上海上場銘柄の中でも注目度が高かっただけに、市場参加者に動揺が広がった。18日付の中国紙が「投資信託が株式全般の持ち高を減らしている」と伝えたことも加わり、主力銘柄が軒並み下落。市場では、「上海株の下値が見えない」(群益国際上海代表処シニアアナリストの胡嘉銘氏)との声が聞かれた