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※あらゆる面でおとなしい日本人も、かつてのように強力なデモで政治に対する実力行使が行われる時が来るのだろうか。
「大統領の辞任を求め、大統領府を襲撃、食糧難のハイチ民衆」(4月9日 CNN )
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200804090040.html
ポルトープランス──食糧の価格高騰で抗議デモが多発しているハイチで8日、ルネ・プレバル大統領の辞任を求める民衆が首都ポルトープランスの大統領府を襲撃したが、国連ハイチ安定化派遣団が催涙弾とゴム弾を用いてこれを鎮圧した。
民衆は口々に、「空腹なんだ。行かなきゃいけないんだ」と大声で訴えながら、大統領府に押し入ろうとした。周辺では、コンクリートのバリケードが張られ、焼けた車両が道路をふさぎ、建物のガラス窓が割られていた。
民衆が押し寄せた当時、プレバル大統領は不在だった。同大統領は抗議デモが多発してから、公式な声明などを発表していない。
食糧価格の高騰は深刻で、世界では昨年半ばから平均で40%高となっている。
ポルトープランスでは7日にも、数千人がデモ行進し、商店が襲撃されたり車が放火され、タイヤを燃やす黒煙が上がり、学校も閉鎖された。
無職のジョエル・エリーさん(31)は、「変化を期待してプレバルに投票したのに、何も起こらなかった。もうこんな状態はうんざりだ。これ以上は待てない」と、現状の改善を求めていた。
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「世界的な食料不足は続く、暴動のリスクも=国連食糧農業機関」(4月9日 ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000365-reu-int
[ニューデリー 9日 ロイター]国連食糧農業機関(FAO)のディウフ事務局長は9日、食料供給の不足は当面続く見込みで、価格も高止まりするとの認識を示した。
事務局長は当地で記者団に対し「食料価格が急速に上昇し、世界中で非常に深刻な問題となっており、エジプト、カメルーン、ハイチ、ブルキナファソでは暴動が発生した」と発言。こうした暴動が他国にも広がる可能性があると指摘した。
また、世界の穀物在庫は1980年代以来の低水準にあるとし、「これはインド、中国などの需要増による。こうした国では、8─10%の国内総生産(GDP)伸び率を背景に、増加した所得が食料に回っている」との見方を示した。
事務局長は、各国政府に対し、かんがいや食料保存施設、農村インフラへの投資や、生産性の向上を図るよう助言していると述べた。