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【ワシントン9日時事】国際通貨基金(IMF)は9日、最新の世界経済見通し(WEO)を公表、2008年の米実質GDP(国内総生産)が0.5%にとどまると予想するとともに、「08年は緩やかなリセッション(景気後退)に入る」との見通しを明らかにした。IMFは「公的資金の活用を含め」、住宅市場のてこ入れ策が検討されるべきだとしている。
今年1月の従来予想を1.0ポイントも大幅下方修正した。米経済は住宅市場の調整と金融不安が相互に増幅しながら悪化していくとしている。来年は回復に向かうものの、それでも0.6%にとどまるとの見通しを示した。
また08年の日本とユーロ圏はともに1.4%で従来予想から若干下方修正した。07年実績は米国の成長率が日本をわずかに上回っており、08年予想が実現すれば、米国がマイナス成長だった1991年以来17年ぶりの「日米逆転」となる。