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ベア・スターンズ会長「マリファナとブリッジの日々」に批判(WIRED VISION)
2008年3月31日
これはJimmy Cayne氏の写真ではない。Cayne氏のパラシュートははるかに高級だ。
Photo:Miles on Flickr
http://www.flickr.com/photos/mileswen/1799178486/
マリファナを吸ったりトランプのブリッジ・ゲームに興じたりというライフスタイルを満喫していた米証券大手Bear Stearns社会長、James Cayne氏について、米国の納税者たちが尻拭いをしている――米Netscape Communications社の設立者だったMarc Andreessen氏はそう語る。
Cayne氏は経営難に陥った同社の株式を保有していたが、そのすべてを1株あたり10.84ドルで売り、およそ6100万ドル(約61億円)の現金を手にしていたことが3月27日(米国時間)に明らかになった。
Bear Stearns社が受けている緊急支援措置には、同社がサブプライム住宅ローンがらみで行なった不適切な投資の損失を補填するために連邦政府が行なった、290億ドルの借入保証が含まれている。
Andreessen氏は、この話の意味を次のように解説する。(Andreessen氏は、Netscape Communications社のほか、米Hewlett-Packard社に買収された米Opsware社や、ソーシャルネットワーク・ツールの米Ning社を設立するなど、テクノロジー関連の起業家として成功した人物だが、今や頑固一徹な市場コメンテーターでもある。)
納税者から出る290億ドルがなければ、James Cayne氏の株の価値はゼロに等しかったはずだ。そんな株を566万株持っていても、合計は0ドルにしかならない。(略)
この290億ドルの融資に関して、納税者が損失を被るのはほとんど確実だ。
そのとき、この損失のうち最初のおよそ6100万ドル分は、米国の納税者からCayne氏に直接現金を送ったに等しいということを理解し、われわれは大いに満足するだろう。
『The Wall Street Journal』紙の2007年11月1日付の記事によれば、Cayne氏のライフスタイルは、マリファナを吸ったりブリッジゲームに興じたりというような日々で、自分の会社が灰燼に帰そうとしているときでさえ、ほとんどは遊びふけっていたらしい(Bear Stearns社の救済措置が検討されている週末も、Cayne氏はブリッジ大会に出ていたという)。
Bear Stearns社が受けている緊急支援措置には、同社がサブプライム住宅ローンがらみで行なった不適切な投資の損失を補填するために連邦政府が行なった、290億ドルの借入保証が含まれている。
Andreessen氏は、この話の意味を次のように解説する。(Andreessen氏は、Netscape Communications社のほか、米Hewlett-Packard社に買収された米Opsware社や、ソーシャルネットワーク・ツールの米Ning社を設立するなど、テクノロジー関連の起業家として成功した人物だが、今や頑固一徹な市場コメンテーターでもある。)
納税者から出る290億ドルがなければ、James Cayne氏の株の価値はゼロに等しかったはずだ。そんな株を566万株持っていても、合計は0ドルにしかならない。(略)
この290億ドルの融資に関して、納税者が損失を被るのはほとんど確実だ。
そのとき、この損失のうち最初のおよそ6100万ドル分は、米国の納税者からCayne氏に直接現金を送ったに等しいということを理解し、われわれは大いに満足するだろう。
『The Wall Street Journal』紙の2007年11月1日付の記事によれば、Cayne氏のライフスタイルは、マリファナを吸ったりブリッジゲームに興じたりというような日々で、自分の会社が灰燼に帰そうとしているときでさえ、ほとんどは遊びふけっていたらしい(Bear Stearns社の救済措置が検討されている週末も、Cayne氏はブリッジ大会に出ていたという)。
http://online.wsj.com/article/SB119387369474078336.html
みなさんは、自分の税金がどのように使われているのか知りたくはないだろうか。
Andreessen氏のブログにまだ読者登録していないなら、自分のRSSリーダーのできるだけ上の方に登録しておく価値は間違いなくある。Andreessen氏は鋭く痛烈な批評をする一方、ビジネスで得た自らの膨大な知識を惜しみなく披露している。
[日本語版:ガリレオ-佐藤卓/小林理子]
http://wiredvision.jp/news/200803/2008033121.html