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【OECD予想:第2四半期の米経済、プラス成長ならず−欧州は減速へ】
3月20日(ブルームバーグ):経済協力開発機構(OECD)は20日、第2四半期の米経済がプラス成長を遂げないとの見通しを示した。
そうなれば、 2001年第3四半期以来で初めてとなる。今年第1四半期については0.1%成長にとどまると予想した。
OECDのエコノミスト、ヨルゲン・エルメスコフ氏は発表文で「米景気は現在、後退はしていなくとも、基本的に止まっている状態だ。
リセッション(景気後退)に入っていると宣言するのは時期尚早かもしれないが、今のところ経済活動は潜在成長率を下回っており、景気低迷は急速に広がっている」と指摘した。
同氏はユーロ圏について「景気減速は米国ほど急激ではないが、しばらくは潜在成長率を下回る」との見解を示した。
OECDはユーロ圏経済成長率が第1四半期に0.5%に加速した後、第2四半期に0.4%に減速すると予想。
主要7カ国(G7)については第1四半期が0.3%、第2四半期が0.2%になるとの見通しを示した。
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(コメント)
世界経済における「スタグフレーションシナリオ」はこれで崩壊と思います。
欧州通貨ユーロのバブル崩壊も時間の問題と思われます。
そうすると頼みの綱は中国の成長と日本の内需拡大策。
しかしながら危険なのはこのタイミングで中国バブル崩壊が起きればニポンも沈没、世界は大不況というシナリオも現実味があり予断を許さない状況となってきました。