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米経済、自らリセッション入りを選択=米経済研究所
3月21日8時42分配信 ロイター
3月20日、米経済研究所のエコノミック・サイクル・リサーチ・インスティテュート(ECRI)は、米経済はリセッション(景気後退)入りしたとの見方を示した上で、当局がこれらの兆候にもっと留意して予防的な措置を講じていれば、避けることができていたはずだ、との考えを明らかにした。写真は18日、ニューヨーク証券取引所で撮影(2008年 ロイター/Brendan McDermid)
[ニューヨーク 20日 ロイター] 米経済研究所のエコノミック・サイクル・リサーチ・インスティテュート(ECRI)は、米経済はリセッション(景気後退)入りしたとの見方を示した上で、当局がこれらの兆候にもっと留意して予防的な措置を講じていれば、避けることができていたはずだ、との考えを明らかにした。
ECRIは20日、米経済は「明らかに」リセッション入りした、との見方を示した。
ECRIは、2007年に米経済に対するネガティブなセンチメントが続いていたことから、米連邦準備理事会(FRB)や議会、ホワイトハウスには行動するに十分な時間が与えられていたとし、現在の問題は不可避なものではなかったとした。
ECRIのマネジングディレクター、Lakshman Achuthan氏は「これは自ら求めたリセッションだ」と指摘。昨年に積極的な利下げを実施していれば、そして政府が実際に行ったよりも早期の財政刺激策を講じていれば、リセッションを回避できていた可能性があるとした。
同氏はまた、時期を逸したFRBの流動性供給策が食品・エネルギー価格を過去最高水準に押し上げており、当局が適切な行動を欠いたことで低所得層に一段と打撃を与える可能性がある、と指摘した。
最終更新:3月21日8時42分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080321-00000320-reu-bus_all