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サブプライム損失、米大手証券3社だけで10兆円に(読売新聞)
【ニューヨーク=山本正実】モルガン・スタンレーなど米大手証券3社の2007年12月〜08年2月期決算が出そろい、米大手銀行・証券・保険の計10社の昨年来のサブプライムローン関連の損失は、合計で1005億ドル(約10兆円)に達した。
この決算で、モルガンの損失は24億ドル、ゴールドマン・サックスは20億ドル、リーマン・ブラザーズは18億ドルだった。
このほか、米保険最大手AIGが2月末に初めて発表した損失111億ドルも加えた結果、1月下旬の集計より21%増えた。
損失額は、住宅価格の下落で、各社が保有する住宅ローン担保証券や債務担保証券(CDO)などの値下がりが続き、評価損が膨らんだのが要因だ。
米銀行最大手のシティグループや米証券メリルリンチなどは4月に決算を発表する見通しで、損失額はさらに拡大する可能性がある。
国際通貨基金(IMF)の試算では、金融機関だけでなく、年金基金、ヘッジファンドなど、即時開示が義務づけられていない投資家も含めれば、世界のサブプライム関連の損失額は8000億ドル(約79兆円)に拡大する可能性があると分析している。
(2008年3月20日19時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080320-OYT1T00413.htm?from=navr