★阿修羅♪ > 国家破産55 > 681.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ドルの投資がますますドルを安くしていく
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=14&DO_N_ID=21809
内外の需要急騰が背景 鉱床開発が急ピッチ
試掘申請10年で3倍 現在は金属鉱床採掘が全体の70%
世界の鉱産物消費が加速したことから、過去10年間でブラジルでの鉱床発見が倍増した。昨年は主要鉱産物価格が急騰し、ブラジル経済も成長が加速したことから、新たな埋蔵量が新記録となり、新規鉱床開発申請が2万5千件にも達した。金採掘ラッシュから始まり、鉄鉱石、ニッケル、銅、アルミ、石灰等々、需要はますます増大傾向にある。鉱物生産局DNPMでは、「10年前までは低価格、投資不足だったが、中国やブラジルを含めた新興国の需要急騰で、価格は4倍増。金属鉱物や貴石に限らず、石灰の需要でヴォトランチン社は新鉱床に15億レアルを投資している状態」とGM紙に伝えている。
最近の世界の鉄鉱石を巡る列強の動きを見れば歴然で、資源を争う競争は激化を極めていることが分る。
国内では建築不動産業界がブームで、金属資材に限らず、石灰、砂、鉱水資源も争われており、10年前の98年当時は開発申請件数が7700件、うち非金属関係が70%まで占めていたのが、現在は60〜70%までが金属鉱物という反転しているという。
開発申請件数は10年前と比較し3倍増で昨年は2万3500件となり、今年2か月間で既に2万6千件出ているという。発見件数も98年の622件が今年2か月で1427件に及んでいる。
ブラジルは鉄鉱石、ニオブ、アルミ、マンガン、黒鉛、タンタルでは世界一の生産国。輸出はニッケル、マグネシューム、カオリン、クローム、雲母にまで及んでいる。石灰や工業用ダイヤ、チタン、金、タングステン、タルクは自給自足で、輸入はリン、銅、亜鉛、カリウム、珪藻土、硫黄、石炭などとなっている。
2008年3月12日付