★阿修羅♪ > 国家破産55 > 627.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30800120080312
【公的資金が必要になる可能性=IMF筆頭副専務理事】
2008年 03月 13日 07:24 JST
[ワシントン 12日 ロイター]
国際通貨基金(IMF)のリプスキー筆頭副専務理事は12日、世界的なクレジット問題は深刻化するおそれがあり、各国中央銀行は経済への影響を緩和するために、幅広い対策を検討しておく必要があるとの認識を示した。
同副専務理事は講演で「(クレジットの)問題がさらに深刻化するリスクが高まっていることについて、現時点では疑いの余地は少ない。世界の金融システムと経済を強固にするには、断固とした行動が必要になる」と語った。
また、金融政策だけでは不十分な可能性があるとの見方を示し「金融システムを守るために、公的資金の活用も含めすべての選択肢を用意しておかなければならない」と述べた。
「個別の銀行に公的資金を注入することを提唱するつもりはないが、市場を通じた解決方法が尽きた場合には、公的部門が介入することが適切であることを認識している」と語った。
リプスキー副専務理事は、米欧中銀の新たな流動性対策は「有益だ」として評価した。
ただ、金融政策は現在の問題に対処する上で、比較的効果が弱い可能性があると述べ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ後も長期金利は依然として高止まりしていると指摘した。
FRBは「適切に」行動したとする一方で、欧州中央銀行(ECB)は「成長への下振れリスクが高まりインフレリスクが低下すれば、柔軟な」対応が可能になるとの見方を示した。
-------------------------------------------------------------------------------
(コメント)
先のG7ではIMFが保有する「金」を売却し、市場介入の為の資金を捻出するとの討議がなされたとの情報がありますが、この発言から見るに恐らく真実と思われます。
証券化や商品市場の発展「越境する投資主体」の跋扈は、旧来からIMFが取ってきた金利や為替のコントロールたけでは「金融市場」の安定化ができなくなってきている事を示します。
その為にIMFが「投資ファンド」もどきの事を行なう必要があるとされています。
※これは事実上IMFを裏で操作する勢力の経済支配(価格支配)に繋がる可能性もあり、注意が必要と見ております。