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2008/3/12 8：29
経済速報（首の皮一枚つながった金融市場） 分類なし
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今回の世界の５つの中央銀行（日本以外）の協調介入発表で株式市場、特にＮＹダウは４１７ドルも急騰していますが、ではこれで根本の問題が解決するでしょうか？
解決しません。
今回の緊急協調はシティ・ＵＢＳといった巨大金融機関の一時的な救済という面しか
効果はないからです。
しかも、今回の資金供給が実施されるのが２７日からとなっており、今回の資金供給が如何に時間稼ぎだったか分かります。
ＡＡＡ格の住宅ローン担保証券（ＲＭＢＳ）が額面の４０％以下に暴落している今、このままでは巨大金融機関も破綻の瀬戸際にあったため、アナウンス効果を狙った動きだったのです。
今後、利下げとなるでしょうが、それで打つ手が全て消えてしまいます。
今回の金融緩和で下落が続く住宅価格をとめることが出来ない以上、今回の緩和策は
一時的な効果でしかあり得ず、今後徐々に実態悪が明らかになってきます。
ＡＡＡ格の住宅ローン担保証券（ＲＭＢＳ）がどのような動きを示すのかが鍵になりますが、今のところたいした反応を示しておらず、明日以降下落に転じることになる筈です。
首の皮一枚つながった金融市場ですが、いつまで効果はあるでしょうか・・・。
それにしても、日本（日本銀行）の顔はいったいどこに消えてしまったのでしょうか？
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2008/3/12 0：36
金融速報（シティ救済に動いたFRBとECB） 分類なし
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今回発表になりました【ＦＲＢ・ＥＣＢ・スイス中央銀行】の協調資金供給は最大２０兆円となっており、実施時期は３月２７日からとなっています。
この発表を受けてＮＹダウは２００ドル以上上昇していますが効果はあるでしょうか？
少なくとも現時点では【シティ株】は＄１．１９上昇の＄２０．８８となっており、
底割れが防げていますので効果はあったと言えますが、問題は持続です。
今日一日もったとしましても資金供給量はわずか２０兆円であり、しかも担保融資であり、担保不足に陥っています金融機関からしますと全く意味がありません。
また、注目するべきは今回スイス中央銀行が協調介入に加わったことですが、これは
【シティ】と共に株価下落に苦しむ【ＵＢＳ】を救済するためでもあるのです。
ＵＢＳ ＋＄１．１７ 現在値 ＄２９．４７
今回の協調介入は苦しむ市場には一定の効果はありましたが、今日一日持てばよいはずでり、あと協調利下げを行うかどうかにかかっています。
既に市場は０．５％の利下げを織り込んでおり、もし０．５％の利下げなら材料で尽くしとなり、反対に売られることになります。
ＦＲＢ・ＥＣＢの最後の賭けが成功するかどうか？
極めて難しいと言えますが、市場はどう反応するでしょうか？
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/
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