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【ワシントン7日時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は7日、流動性懸念を払しょくするため、金融市場に対する毎月の資金供給を計1400億ドル(約14兆円)強化すると緊急発表した。FRBはさらに、「外国中央銀行とも緊密に連携する」と表明し、欧州中央銀行(ECB)や日銀などと協調しつつ世界的な金融不安の防止に全力を挙げる姿勢を示した。
低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題や金融保証専門保険会社(モノライン)の経営不安を背景に米景気への懸念は一段と深まっている。米国だけでなく、東京株式市場も大幅下落するなど金融市場の混乱は国際的な広がりを見せており、FRBの対応が注目されていた。
2008/03/08-01:30