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(回答先: 新銀行東京・・・ 累積赤字が1016億円 【毎日新聞】 投稿者 hou 日時 2008 年 3 月 07 日 22:30:51)
新銀行東京 焦げ付き累計285億円 法的責任 旧経営陣を追及へ【東京新聞】
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008030890070957.html
2008年3月8日 07時09分
多額の累積赤字を抱えて東京都に四百億円の増資を要請している新銀行東京は、二〇〇五年四月の開業から今年一月まででの、融資先の経営破たんなどによるデフォルト(債務不履行)の累計額が約二百八十五億円に上ることが七日、分かった。
同行は経営悪化の原因について、開業初年度の融資で約二十四億円の焦げ付きが発生したのに、抜本的なデフォルト対策を怠っていた、と指摘。当時の仁司泰正元代表執行役ら旧経営陣について刑事、民事両面で責任追及を検討している。
関係者によると、旧経営陣は融資拡大を行員らに強く指示。融資を申し込んだ企業の財務データの入力だけで、機械的に融資の可否を判断する「スコアリングモデル」を過信し、経営の実態把握が不十分なまま融資を実行させていた。
さらに、デフォルト発生を不問とする実績重視の「成果手当」を設け、年額で最高二百万円を行員らに支給していた。旧経営陣はこうした過剰融資を奨励する一方、焦げ付きが多発しているのに取締役会には報告を隠ぺいするなど非常識な経営実態があったという。
同行は〇六年九月中間決算で、累積赤字が四百五十六億円に達して業績悪化が表面化。同年九月末の不良債権額約五十七億円の85%が開業後半年の融資だったことも判明した。仁司氏らは〇六年末からデフォルト対策に乗り出したが、その後も融資の焦げ付きが収まらず、同行は「手遅れになるまで放置した旧経営陣の責任は重い」としている。
新銀行の〇八年三月期の純損失は百六十七億円の見込みで、累積赤字は都の出資額一千億円を上回る情勢。同行は経営悪化の原因に関する報告書を都を通じて都議会に提示し、今後の再建計画と併せて、四百億円の増資に理解を求める方針。
(東京新聞)