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Vol.76 Feb/15/2008
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_080215_1.html
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5.トピックス
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1、幻想:中国株
今や日本人は10兆円もの資金を中国株に投入して既に20%ほど損を抱えていると見られていますが、中国株ほど幻想の株はありません。
中国最大の企業とも言われる【ペトロチャイナ】ですが、売買できる株数は発行株数の僅か10%しかなくしかも主要市場である上海証券取引所で取引される株数は僅か2%にしか過ぎないといわれているのです。
僅か2%しか売買できなくてまともな株と言えるでしょうか?
これなら幾らでも株価を操作できますが、今、ペトロチャイナ株は高値から半分に暴落しており、今やこの僅か2%の株も操作できない状況に追い込まれてきているとも言えるのです。
日本人投資家が投資した中国株が<幻想>だったと気づいた時には全てを失っているかも知れません。
2、暴落した新興株
先進国株は駄目でも新興国株なら大丈夫ということを言っていた株式専門家がいましたが、今頃どのような顔をしているのでしょうか?
講演会料で十分儲けたから今頃は黙っているのかも知れませんが、推奨を聞いて新興株を買った個人は目もあてらない状態になっています。
最もバブルが発生していました【アイスランド株式市場】は昨年高値から50%も下落しており、【トルコ株式市場】も今年に入ってから30%も下落しているのです。
ロシア、インド、中国等々軒並み暴落しており、この先新興株に投資した個人は資産半減で済めば良い方かも知れません。
3、解雇が続く金融街
昨年一年間で金融関係者は10万人が解雇されたと言われていますが、モルガンスタンレーは住宅ローン融資業務部門で1000人を解雇すると発表しています。
この先、シティは数万人規模、バンカメも1万人規模の解雇があると噂されており、2008年の金融関係者は職探しに忙しいことになるでしょうが、年収で10万ドル以上を得るという良い思いをした金融マン・レディーにとり、次の職はそうあるものではありません。
彼らが謳歌したセレブ生活崩壊となるのは必至だと言えます。
4、火を噴くかスペインの金融危機
今、スペインに金融危機がしのびよっており、ECBは猛烈な資金供給を行っていますが、 果たしてスペインの金融危機を救えるかどうか、微妙な情勢となってきています。
ユーロ崩壊へとつながるかも知れないスペインの金融危機は今や避けられないかも知れません。
いずれマスコミで大きく取り上げられるかも知れませんが、その時にはユーロ保有者は震撼するかも知れません。
ヨーロッパのバブル崩壊がユーロ崩壊へとつながるということを誰も考えていませんが、果たしてどうなるでしょうか・・・。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_080215_1.html