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http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30639620080304
[チューリヒ 4日 ロイター] スイスの2007年第4・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は予想の2倍のペースで加速し、2月の消費者物価指数(CPI)は1993年以来の高水準となった。これを受けて、スイス国立銀行(中央銀行)が年内に利下げを実施するとの見方が後退している。
スイス経済省経済管理局(SECO)が発表した第4・四半期のGDP伸び率は前期比1.0%となり、ロイター調査のエコノミスト予想レンジの上限も上回った。前年比では3.6%だった。
2007年通年のGDP伸び率は前年比3.1%と、06年からやや鈍化したものの、トレンド成長率である2%を下回る水準を4年連続で大きく上回った。
また、スイス連邦統計局が発表した2月のCPIは前月比0.1%上昇した。前年比では2.4%上昇と伸びは1月から変わらず、1993年以来の高水準となった。
これらの強い統計を受けて、スイス中銀が3月13日の金融政策見直しで政策金利であるスイスフランの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の目標値を2.75%に据え置くとの見方が強まった。市場では、年内に利下げがあるとの見方が後退し始めている。