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●ニュースを利用して株価操作なんてできそうですね。
おととい、水野日銀審議委員が、「日本経済は踊り場的状況」と発言し、↓がテレビニュースとして流されました。
日本経済の現状について、「原油、原材料高や米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響で、踊り場的な状況にある」と分析した。先行きに関しても、国際金融市場の混乱や米国、世界経済の原則で下振れリスクが高まっているとして「日本経済は07、08年度の2年にわたり潜在成長率(1%台後半)を下回る可能性が否定できない」と厳しい認識を示した。――毎日新聞朝刊より
このニュースを聞いていて明日は株価は落ちるなと誰もが思ったでしょう。そして、予想通りに株価は翌日暴落したわけです。↓
東証ほぼ全面安、下げ幅が一時390円超える
2月29日11時56分配信 読売新聞
29日の東京株式市場は、円相場が一時、1ドル=104円台に突入する円高となったことや、米国の景気の先行きに対する不安から、ほぼ全面安の展開となっている。
日経平均株価(225種)の下げ幅は一時、390円を超えた。
日経平均の午前の終値は前日終値比354円19銭安の1万3571円32銭、東証株価指数(TOPIX)は同34・08ポイント低い1319・02。第1部の午前の出来高は約8億8000万株。
円高で収益に悪影響が出るとの見方から、自動車や電機、精密機器などの輸出関連株が大きく値下がりしている。米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、一部の小規模金融機関が破たんする可能性に言及したため、銀行や証券、保険などの金融株も売り注文が膨らんでいる。
米連邦準備制度理事会(FRB)バーナンキ議長も、一部の小規模金融機関が破たんする可能性に言及したのですが、日米ほぼ同時にこういった株価に影響する発言があったことは、私から見れば、日米で口裏を合わせた株価操作に見えたりします。
こういうのは、うまく仕組まれたインサイダーなのかも知れないですよね。NHKの記者は、発表前のニュースを知って、株を買いに走って不正利益計106万円超を得て、計49万円の課徴金を科せられるようですが、ま、これも不正をしたにもかかわらず、差し引きして収入が出ているというおかしな点はありますが、曲がりなりにも制裁を受けています。
こういう小物ではなくて、情報を流せる側にいる人たちは、売るか買うかした後、こうしてニュースに流せば、目立たないようにインサイダーできるのじゃないでしょうか。ニュースはインサイダーに利用されていませんかね〜。なんとも疑わしい。
ふじふじのフォルター
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_1d87.html