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(回答先: オイオイ、それは昔から守銭奴の見果てぬ夢に過ぎんよ。円がバーツになるだけ。 投稿者 stix 日時 2008 年 2 月 28 日 04:24:41)
国民一人当たりのGDPでは、OECD加盟30ヶ国中18位で下位グループだし、株価時価総額でも世界の30位以内の企業に辛うじてトヨタが1社入っているだけで、主な金融機関3社(東京三菱UFJ・住友・みずほ)を合わせても時価総額で25兆円未満と、中国建設銀行1社に相当する程度ということで、日本が破綻しても影響は軽微。
外から見れば気楽なものなんだ。
米国のアジアでのカウンターパートは、第一が中国で、第二がインド。日本はせいぜい安上がりな米軍駐留地でしかなくなっている。
この辺りの認識は、一般国民と現実が乖離しているのではないか。世界は動き続けているのに、日本庶民の頭の中だけが20年前のままで変わっていない。
日本国民のほとんどは対外債権とも無縁で、グローバリズムの被害者だが、この世界体制はこれによって利益を得ている者が中心で回っている。だから、外国のエコノミストの言は日本国民の立場とは無縁だということは知っておくべきだ。
別の見方をすれば、日本人でもグローバリズムの受益者は別で、円暴落で利益を得る層も確実に存在する。彼等にとっては、日銀が国債を無制限に引き受けることは、少なくとも2回以上の利益享受の機会を持てるわけだから、大歓迎なのは間違いない。
そういう連中が、しつこく日銀が国債を買えばバラ色になると宣伝していると見るべきだろう。
戦中も植民投資で儲ける階層が戦争を主導する影で、一般国民は窮乏していたのだから、今も昔も変わりはない。その事を国民が自覚できない点でも。