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(回答先: Re: バーナンキが大恐慌の勉強しとったんは防ぐためやのうて、もう一度やるためや。 投稿者 薬痴寺 日時 2008 年 2 月 24 日 03:50:28)
確かにそう言う側面はあるかもしれませんが・・・・
今、欧米(当然欧州も含む)にはカネ(外貨準備)がありません。
だから大恐慌を起こして更に安く買い叩こうにもそれができません。
それにそこまで大きくしてしまうと「ブロー・バック」がどれくらいになるか予想できなくなり、処理できなくなります。
(現在の状況にしても想定範囲を超えてしまったのでその処理に追われていると見ています)
今は基本的には売崩しが終わって買収モードに入る時期であると見ています。
先日G7が終わりましたがG7開催各国の中で危機に対応できる程の外貨準備があるのは日本だけです。
ユーロは注目されていますが、ユーロ圏を全部合わせても日本の外貨準備の合計にも及びません。
世界で一番カネ(外貨準備)があるのは中国とASEAN諸国です。
カネが無いのでG7では危機対応の為にIMFの保有する金を売却し資金を作る事について論議されたそうです。
※今、金相場が上がっているは大量の金を売却するために吊り上げている為だと見ています。
金などについはおよそ1年くらいは高値が続くでしょうが、その後はどうなるか分かりません・・・・・・
またIMFをソブリン・ウェルス・ファンド化する事についても提案があったようです。
つまり、彼らの現在の状況は「売り崩し」はいったん終了し「人のカネ」で安値になった株や不動産や資源を買い漁る「仕込み」の為の資金調達モードに入ったと見る事ができます。
IMFの実態と本性については阿修羅の読者なら良くご存知と思いますが・・・・