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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ayrm7r2Z7.VQ&refer=jp_home
米KKRファイナンシャル:CP償還を再度延期−債務再編で協議開始
2月20日(ブルームバーグ):米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下の特殊金融会社で株式公開しているKKRファイナンシャル・ホールディングスは、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)について一部の償還を延期するとともに、債権者との間で債務再編に関し協議を開始したことを明らかにした。
19日発表の資料によれば、KKRファイナンシャルは、同社の住宅ローン担保証券(RMBS)保有者と再度の償還見送りで合意した。
従来の償還期限は今月15日だったが、約半分が3月3日に、残りは3月25日にそれぞれ引き延ばされた。
KKRファイナンシャルは約半年前、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機に絡んだ関連証券の損失で打撃を受け、機関投資家7社に対する第三者割当増資で2億3000万ドル(約248億円)、普通株株主への新株引受権売却によって2億7000万ドルをそれぞれ調達した。
ユニオン・インベストメント(フランクフルト)でクレジット・デフォルトスワップ(CDS)や仕組み債など10億ユーロ相当の運用に携わるフェリックス・フロイント氏は、「事態は悪化する一方だ」と指摘した。
償還延期を受け国債への需要が増加し、20日は10年物の日本国債相場が大幅高となった。またアジアと欧州の社債保有リスクも大きく高まった。
原題:KKR Financial Delays Repayments, Starts Negotiations (Update3) (抜粋) {NXTW NSN JWJA070D9L36 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 森 茂生 Shigeki Mori smori1@bloomberg.net Editor:Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Patricia Kuo in Hong Kong at pkuo2@bloomberg.net ; Edward Evans in London at at eevans3@bloomberg.net 更新日時 : 2008/02/20 21:19 JST ---------------------------------------------------------------------------- もし、延期後の3月3日か3月25日にデフォルトと言うような事になれば、その時は世界中がクラッシュする事になります。 KKRのような巨大ファンドまでもが資金繰りに窮していると言う事がサブプライム問題を起因とするファンド問題の深刻さを裏づけていますが、投資家の間ではファンドの処理がサブプライム問題の最終問題だと認識されており、この問題に決着が付けば金融面での処理は終了すると言われておます。 事態は最終局面に入りつつあると見てよいでしょう。 なお、投資ファンド御三家(KKR、カーライル、ブラック・ストーン)はいずれもブッシュ大統領一家とは個人的に親密な関係にある事が指摘されている事を申し添えます。
(コメント)
KKRと言ってもなじみが無い人も多いかもしれませんが、アメリカのLBO(買収)ファンドでは最大規模のファンドです。