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【シカゴ=毛利靖子】19日のニューヨーク原油先物相場は一時1バレル100.10ドルまで買われ、期近物としては1月3日につけた過去最高値を更新した。石油輸出国機構(OPEC)が3月の総会で減産を決めるとの観測に加え、ドルが対ユーロで下落。物価上昇圧力が高まるとの見方から投資マネーが商品市場に流入し、金も一時1トロイオンス934.4ドルと中心限月としては約3週間ぶりの高値に上昇した。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物市場で、指標となるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物の期近の3月物は、前週末比4.51ドル高の1バレル100.01ドルと、初めて100ドル台で取引を終えた。その後の時間外取引ではいったん99ドル台に下げた。
米景気の減速懸念が強まるなか、燃料需要期の冬場を過ぎれば原油需要が減少することを理由に、OPECが生産枠を引き下げるとの見方が市場で広がった。さらに米テキサス州の製油所では火災が発生。産油国ナイジェリアでの政情不安が再び高まったことも手掛かりとなり、原油先物への買い注文が膨らんだ。 (11:02)