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【あいおい損保、サブプライム関連の損失800億円超計上へ】
あいおい損害保険の米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連の損失が、2008年3月期連結決算で800億円を超す見通しとなったことが16日、分かった。
損失は07年9月末時点の252億円から3倍以上に膨らむ。
あいおい損保は、07年9月末時点でサブプライムローン関連の証券化商品を1114億円保有し、このうち2割強が損失となっていた。
しかし、その後も証券化商品の値下がりに歯止めがかからず、損失の拡大が続き、保有残高の7割以上を評価損として計上する見通しになった。
あいおい損保は、08年3月期連結決算の業績予想は165億円の税引き後利益を見込んでいたが、大幅な下方修正は避けられない見通しだ。
あいおい損保は22日に発表する07年4〜12月期連結決算でも、サブプライム関連で600億円超の評価損を計上する見込みだ。
サブプライム関連では、損害保険ジャパンも今年1月に340億円の損失を計上している。
世界的な金融市場の混乱が長期化する中で、国内の銀行や証券会社のほか、保険業界でも損失の拡大が続きそうだ。
(2008年2月17日09時28分 読売新聞)
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(コメント)
あくまで「評価損」であると言う点に注意してください。
実現損ではない事に留意してください。
米国では不動産や住宅の価格は景気に連動するとされています。
つまり景気が良くなれば、不動産の市況は回復すると見られており、実際にそのような動きをしてきました。
サブプライム関連の商品についてはそのうちに公的な買取機関などがLTCMの破たん処理時のように創設されるのではないかと見ていますがどうなるのでしょうか。
LTCM破綻時の処理はどうなったか・・・・・そこで何が起こり誰が儲けたかを良く調べて見ると面白いと思います。
もしも「買取機構」が設立され、証券の買取が開始され、整理回収が開始されるとまたしても国富の移転が発生する結果をもたす事には注意する必要があるでしょう。