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(回答先: 【日経BP】株暴落の真相――サブプライムではなかった(経営コンサルタント 大前 研一氏) 投稿者 passenger 日時 2008 年 2 月 13 日 17:27:30)
どうも論理的に矛盾しているような気がします。
御用コンサルタントの御用芝居のように感じています。
暴落の原因がたった一人のファンドマネージャーの持ち高の解消なら、安値で拾いたい向きが買い向かわない事はおかしい。
ところが実際には「売られて」いる。
だれが、混乱にまぎれて売ったのかと言う点についての言及がない。
ヘッジ・ファンドが大量に高利回り目当にメザニン部分やエクイティ部分を保有していた事はすでに広く知られているところのものであり、ヘッジファンドが運用成績を稼ぐためにドサクサにまぎれて空売りしているのは先物の空売り残高や信用取引残高の推移から容易に想像が付く。
ヘッジ・ファンド自身の運用成績が低迷している上に解約資金調達の為に昨年から売っているのは広く知られています。
それから疑問なのはサブ・プライムがミートホープ状態になってあちこちに拡散しているのならその損失は希薄化され、損失額もその部分だけとなる筈である。
なのに、
「・・・・サブプライムローンは、前述の通り「ミートホープ状態」である。だから一人がアウトになるとその証券が混じった他のすべても含めてアウトになってしまう。たとえ善良な債権であったとしても、そうでないものが混じってしまえば、同様にアウトになる。・・・・」
と言うのは矛盾しているのではないか!
それから
「・・・・もはやあらゆる証券のなかに、サブプライムローンという地雷がばらまかれているようなものだ。現在ではもはや純粋な商品など存在しない。商品のなかに地雷が埋め込まれている。・・・・」
とはどういった意味なのだ!
あらゆる「商品」とは普通の人が郵便局や銀行で普通に売っている投信等を指しているように思える。
サブプライム・ローン問題は結果的に見れば世界中を騙した上に毒をばらまいて富を収奪しているのと何ら変わりがない。
肝心なところを隠しているような心証を持たざるを得ません。
結局、「時価会計」と言う「自分が作った毒」に「自分が嵌っている」というグロテスクな結果と原因を隠すとこんな文章になってしまう事を隠すとこんな変な文章になってしまうのでしよう。
もっとも時価会計の「時価」を決めているのは事実上彼ら自身なのですが・・・・・
この後に展開される巨大な陰謀?がどのような結果をもたらすのかは興味のあるところですが・・・・