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川内原発3号機増設、九州電力が地元に申し入れ【読売】
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20090109-OYS1T00186.htm
九州電力は8日、川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の3号機増設について、地元の鹿児島県と薩摩川内市に正式に申し入れた。
3号機の出力は、計画中を含む国内の原発では最大となる159万キロ・ワットで、2019年度の運転開始を目指す。
真部利応社長らが鹿児島県庁で伊藤祐一郎知事、田中征夫副社長らが薩摩川内市役所で岩切秀雄市長をそれぞれ訪問し、「増設可能」とした環境調査の結果を報告し、3号機建設を申し入れた。同調査の対象地域に一部含まれた、いちき串木野市にも結果を送付した。
伊藤知事は同日、「安全性の確保や環境保全の問題を含めて議論を尽くし、地元の意見も十分に聞いて判断する」とコメントした。岩切市長は「国と九電が責任を持って対応するなら(容認の)考えに変わりはない」と述べ、増設受け入れの意向を改めて示した。
川内原発3号機は、1、2号機(出力各89万キロ・ワット)と同じ加圧水型軽水炉の改良型として、既存設備の北側に建設する。建設費は約5400億円を見込む。
環境調査に関する国の審査や増設への地元合意を経て、九電は11年度に原子炉設置変更許可を申請し、13年度に着工したい考えだ。
(2009年1月9日 読売新聞)