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http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14501
九電、新たに原発検討 既存炉耐用切れ視野
玄海、川内に次ぎ3カ所目
(2008 12/31 07:08)
九州電力が玄海原発(佐賀県玄海町)、川内原発(薩摩川内市)に次いで3カ所目となる原子力発電所建設の検討に入ることが30日、分かった。来年3月に取りまとめ公表する長期経営計画に新規立地検討を盛り込む。
九電の発電電力量に占める原子力の割合は2007年度に約41%で、今後45−50%に引き上げる方針。現在、川内原発で国内最大級となる出力150万キロワットの3号機増設に向け、来年1月初旬にも薩摩川内市と鹿児島県に増設を申し入れる。一方、玄海原発1号機(出力55万9000キロワット)と2号機(同)が2035年以降、耐用年数切れを迎えることなどから、原子力利用率を一定水準以上に維持するためには、新規に立地する必要があると判断した。
今後、候補地を検討し、30年代の運転開始を目指すとみられる。
九州電力の原発立地をめぐっては、1992年に串間市が候補地として浮上したが、地元住民の反発を受け断念している。