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(回答先: 浜岡原発:原告団「中電、世論に負けた」 廃炉検討(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 12 月 13 日 16:11:09)
中部電力、浜岡原発2基廃炉へ 耐震工事費かさみ【asahi.com】
http://www.asahi.com/national/update/1213/NGY200812130013.html
2008年12月13日22時0分
中部電力が、耐震強度を高める工事のため運転を止めている浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の1号機と2号機を廃炉にし、代わりに一回り大きい新型機を設置することを検討していることが13日、わかった。
1、2号機の耐震工事費や主要部品の交換費が数千億円と、原発1基分の新設費用に匹敵するほどまで膨らむ見通しとなったためだ。中部電力は来年3月末までに判断する。
浜岡原発1、2号機はそれぞれ1976年、78年に営業運転を始めた。定格出力は1号機は54万キロワット、2号機は84万キロワット。
当初は耐震工事で強度を高め、耐用年数に達するまで使うつもりで、耐震技術が進歩していなかった70年代に建設した1号機と2号機について、それぞれ耐震強度を高める点検・工事に入っていた。
しかし、目標とした1千ガル(ガルは加速度の単位)の揺れに耐えるための構造物の強化費用が当初見込みよりかさむ見通しとなった。また、炉心を覆う主要部品である、隔壁(シュラウド)の交換の費用も膨らむ可能性が高まり、新たな原発を建てた方が安上がりとの見方が有力となってきた。
最新の原発は1基で130万〜140万キロワットの出力があるため、一つで1、2号機分をまかなえる。
中部電力は、全発電電力量に占める原子力発電の割合が、07年度で18%と、電力業界の平均(約30%)を大きく下回る。
この結果、火力発電の比率が高くなり、他の電力会社に比べて原油や石炭、液化天然ガスなど化石燃料の価格高騰に影響を受けやすい財務体質となっている。
さらに地球温暖化防止にかかるコストを考えても、二酸化炭素を排出しない原発の比率が小さいことは不利であるため、中部電力としては、原発による発電比率をなんとしても維持したい考えだ。
新設を検討している6号機の運転開始は18年以降になるとみられる。ただ6号機の新設に対しては、周辺住民からの反発も予想される。
浜岡原発をめぐっては、市民団体から1〜4号機の運転の差し止め訴訟が起こされている。一審は中部電力が勝訴したが、控訴審で審理が続いている。
【ワヤクチャ】原発の核分裂反応では二酸化炭素は発生しないがウラン鉱石の採掘から始まり物資の運搬などで石油を燃焼させて二酸化炭素を生み出しております。地球温暖化の原因が二酸化炭素の増加かどうかはまだ分かりません。