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http://www.nhk.or.jp/aomori/lnews/01.html
再処理で作業再開見通し立たず
六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場で、放射性レベルの高い廃液を炉でガラスと混ぜ合わせる作業の途中、炉内に入れた棒が抜けなくなった問題で、調査の結果、棒が曲がり、炉を傷つけた可能性があることがわかりました。
この影響で、作業の再開の見通しは立たなくなり、来年2月に予定している試運転の終了について、事業者の日本原燃は「厳しくなった」としています。
再処理工場では、放射性レベルの高い廃液を炉でガラスと混ぜ合わせて廃棄物にする作業を行う試運転の最終段階に入っていますが、トラブルなどが相次ぎ、作業は、長期間の中断のあと10月に再開しました。
しかし、炉の底に、金属が想定以上にたまったため、炉の中に棒を入れて金属を取り除く作業を行っていましたが、棒が抜けなくなるトラブルがあり今月1日から作業を中断しています。
日本原燃は、10日から炉内にカメラを入れて状況を確認したところ、棒がほぼ直角に曲がっていて、棒を引き抜こうとした際に炉を傷つけた可能性があることがわかりました。
このため日本原燃は、今後、棒を取り出した上で、炉の内部に傷がないか詳しく調べることにしています。
この影響で作業の再開の見通しは立たなくなり、来年2月に予定している試運転の終了について、日本原燃は「今回のトラブルで厳しくなった」と話しています。