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最後に引用するように、1月30日のニュースに三菱重工がタービン開発でGEと提携というものがある。よくあることだが、紙面のニュースは、オンラインのニュースよりも詳しい。日経1月30日の紙面では、「三菱重工とGEはまず、蒸気の力で回転して発電する蒸気タービンを共同開発する。ガスタービンと組み合わせて発電する「複合型発電プラント」向け。両社の技術を持ち寄り、発電効率の高い次世代タービンの開発を目指す。設計開発の合弁会社設立を検討、生産面でも協業を視野に入れている」とある。
オバマの提唱するグリーンニューディールは、今一歩、その実態がはっきりしないが、石油に替わるクリーンエネルギー源として最も実用的なのは地熱だ。確か、アイスランドの地熱発電所でも三菱重工製のタービンが多く使われていたはずで、地熱発電用の蒸気タービン技術で三菱重工は優れたものを持っているはずだと思う。今回の提携はそれなりに両社に意味のあるものなのだろうが、三菱重工からGEへの技術流出になるのではと危惧している。
確か、日本やドイツなどで通信傍受法(盗聴法)が一斉に成立していったのはクリントン大統領の時代であったように思う。アメリカの政権交代は、民主党政権で地ならしをして共和党政権で収奪を計るというパターンのように見える。ブッシュ政権で地に落ちたアメリカのイメージをオバマ政権で回復すると共に、一種の侵略の準備がされるという解釈ができると思う。これは、キリスト教の布教活動がある意味、植民地化の先駆け的な活動と解釈できるのと同じだ。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS1D29092%2029012009より引用:
三菱重工、米GEと重電分野で提携
三菱重工業と米ゼネラル・エレクトリック(GE)は 29日、重電事業で提携することで基本合意した。火力発電所向けに発電効率の高い次世代タービンを共同開発するほか、原子力発電所向けタービンなど幅広い分野での連携も検討している。日米大手の両社の提携で、他社の戦略に影響が出るのは確実。重電分野ではすでに国際的な合従連衡が進んでいるが、発電効率を高める環境技術への対応などを巡り、新たな連携の動きが広がりそうだ。
三菱重工は二酸化炭素(CO2)の回収といった環境技術に定評があり、世界的にも高い技術力を持つ。一方のGEは強い営業力を生かし、火力発電設備などで世界各国で高いシェアを握る。両社の提携は今後、風力発電などの新たなエネルギー部門にまで発展する可能性もあり、世界の重電市場の強力な勢力となる。
引用終わり