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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009022102000102.html
【国際】
中国共産党長老『言論の自由を』 16人、胡主席に意見書
2009年2月21日 朝刊
【北京=平岩勇司】元毛沢東主席秘書の李鋭氏(93)ら中国共産党長老十六人が胡錦濤国家主席に政治改革の実施や言論の自由を求める意見書を送っていたことが二十日、中国筋の話で分かった。李氏のほか朱厚沢・元党宣伝部長(78)、杜導正・元新聞出版総署長(85)らが署名。一月二十日に提出、胡主席は同日に受け取ったという。
意見書は「〓小平、胡耀邦両同志らが取り組んだ改革・開放政策で国力は増強し、庶民の生活も改善された」とする一方、「政治改革は停滞し、権力が市場に介入、社会矛盾が激化した」と指摘。共産党政権が打ち出した四兆元(約五十五兆円)の景気刺激政策に関して、政策過程の公開や党内の投票制度の実施を求めている。
また、党の干渉を受けない権力監督機構を設立し、「マスコミの追跡報道を奨励し、圧力は絶対に禁じる」と強調。これらの方策で「絶えず発生する(暴動などの)群体性事件を減らし、貧富の格差と官民格差を解消する」としている。李氏の家族は本紙に「意見書は胡主席への手紙であり、詳細は言えない」としている。
中国では昨年末、知識人が一党独裁の廃止を求める「〇八憲章」を発表。体制改革を求める声は党内外で高まっている。
※〓は登におおざと