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10月5日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000006-mai-cn
【北京・西岡省二】
中国から北朝鮮への物資輸送に使われた中国所有の貨車計約2000台を、北朝鮮が自国内で使用するため返却していないことが分かった。北朝鮮の経済関係者が4日明らかにした。中国側は、北朝鮮に返却の意思がないと判断し、両国間の鉄道協定破棄を通告した。北朝鮮は最高指導者、金正日(キムジョンイル)総書記の健康問題などが影響し、明確な対応を示していない模様だ。
中国から北朝鮮に食糧などの物資を送る際、貨車は北京−平壌間の国際列車に連結され、中朝国境を越えて新義州(シンウィジュ)駅(北朝鮮平安北道(ピョンアンプクド))で切り離された後、北朝鮮側の列車に連結される。
関係者によると、北朝鮮では原材料不足などで貨車が慢性的に不足し、日本植民地時代の木造貨車も使われているという。80年代ごろから中国から送られた貨車を自国で借用し始め、90年代中盤以後はほとんど返却しなくなり、総数は2000台程度に上るとされる。
中朝国境鉄道協定(1954年締結)では、未返却貨車が約800台を超えた場合、中国側は制裁条項を適用できると定められていたとされる。中国側は繰り返し鉄道関係者の代表団を送って返却を要請してきたが、北朝鮮側から明確な返答はなく、今夏、北朝鮮への貨車運行を全面的に中止し、協定も破棄すると通告した。ただ、中国側は北朝鮮側の貨車不足を考慮し、運行中止に先立って、機関車約30台と貨車約100台程度を供与する意向を伝えたという。
貨車の運行が中止されても、物資をトラックで運ぶことが可能で、北朝鮮側にどのくらいの影響が出ているかは明らかでない。
関係者は「長年我慢してきた中国側もさすがに頭に来たようだ。中国は『供与した車両を使って今後の国内輸送は自力でやりなさい』と促した形だ」と指摘している。