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『東アジア戦略概観』は東アジア地域の戦略環境や安全保障にかかわる重要な事象についての分析した年次報告書であり、防衛研究所の基幹刊行物です。
『東アジア戦略概観』は、『防衛計画の大綱』にある「安全保障対話・防衛交流を引き続き推進し、我が国の周辺諸国を含む関係諸国との間の信頼関係の増進を図る」という方針の一翼を担うものとして、日本の視点からの分析を内外に発信し自由な議論の題材を提供するものです。取り上げている地域としては、朝鮮半島、中国・台湾、東南アジア、ロシア、米国、日本であり、必要に応じて東アジア地域の周辺地域についても、東アジアへの安全保障への関与の観点から分析しています。1997年から、日本語及び英語で年1回刊行しています。なお、日本語版及び英語版ともに市販されています。(当サイトでは2001年〜2004年の日本語版と、1998-99年以降の英語版の全文をご覧いただけます)
人民解放軍の「80後世代」=【注意を要する世代である。】
http://www.nids.go.jp/dissemination/east-asian/index.html
人民解放軍における共産党の絶対的指導を強調する背景には、いわゆる「80後」
の存在があると思われる。
「80後」とは80年代に、開放的な雰囲気の中で育った世代を指す言葉である。
「80後」世代は現在20代である。
将校であれ兵士であれ、第一線の基層部隊の主力に相当する。彼らは、近い将来必ず指導的立場になるので、今から思想政治教育によって党の指揮に従うことに疑問を持たないようにしておく必要がある
、との方針があると思われる。
とくに将校については、一般大学卒業者や大卒下士官兵士から選抜する制度に移行しており、一層思想政治教育を重視しなければならない。
「80後」は思想的には軍の非党化・国軍化に共感を寄せやすく、共産党にとって
【注意を要する世代である。】
続きは書店で・・・