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上海の路線バス 1600台に監視カメラ(東京新聞)
2008年7月24日 朝刊
【上海=小坂井文彦】上海市政府は北京五輪の治安対策としてバス会社に対し、サッカー会場の上海体育場を通る六十八路線、約千六百二十台のバスに監視カメラ設置を義務付けた。来月三日までに設置を終える。
雲南省昆明のバス爆破事件を受けた措置。上海では五月にガソリンを使ったバス放火事件が起きており、北京など他の都市よりも迅速な対応となった。
カメラはバスの前後の乗降口付近など四カ所に設けられ、車内の様子をデジタル映像で記録する。飛行機のフライトレコーダーのような「ドライブレコーダー」も設置する。
始発、終点のバス停留所などでは荷物検査も始まった。放火事件を受け、油など可燃物の持ち込みを禁じている。
バスのほかに鉄道の警備も強化中だ。鉄道拠点の上海駅と上海南駅では、銃を携帯した特別警察によるパトロールが始まった。
【北京=平岩勇司】北京五輪組織委員会の劉紹武・安全保障部長は二十三日の会見で、五輪期間中に北京市内の指定した公園での集会・デモ活動を認める方針を明らかにした。政治活動が実質的に制限されている中国では異例の措置。
組織委が指定した場所は、北京市中心部の大使館街にある日壇公園と北京動物園近くの紫竹院公園、郊外の世界公園。
前回アテネ五輪でも集会・デモをする場所が設置されたが、五輪による交通規制中も政治活動を保障する趣旨だった。北京五輪では、海外の人権団体などが中国の人権政策を批判する抗議行動を“隔離”する計算もあるようだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008072402000120.html