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胡主席、ネットで市民対話 書き込み、無視できず?(東京新聞)
2008年6月20日 夕刊
【北京=池田実】中国の胡錦濤国家主席(共産党総書記)は二十日午前、党機関紙、人民日報社を訪れ、同社が運営するインターネットサイトを通して、市民と交流した。中国の最高指導者がネットで市民と対話するのは初めて。
「交流」のニュースが速報されると、ネットでは、日中両政府の東シナ海ガス田の共同開発問題や、台湾問題、株価、四川大地震で問題となった学校の手抜き工事など、多様な質問が寄せられた。
速報から一時間後、胡主席はネット上に登場し、司会者の質問に答える形で「ネット上の意見には非常に関心を持っている」と強調。
しかし、「ネットでは、ニュースのほか、国民がどのような問題にどのような意見を表明しているかもチェックしている」などと述べただけで、「交流」はあっけなく終了。個別の質問にはほとんど回答しなかった。
中国では、ガス田共同開発合意をめぐり「売国協議に署名した」などの書き込みがネット上に登場。当局もこうした意見を無視できなくなり、今回の「交流」も宣伝思想工作の一環とみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008062002000253.html