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チベット問題、五輪問題、四川大地震と、gataro は中国の問題については出来るだけ大局的に見るように努めている。だがしかし…。次の通達はまさに時代遅れの、人権感覚欠如としかいえない代物だ。いやひょっとすると、もっと素朴なもの、無知から来たものかもしれない。一時代前の日本もこんな感覚だったのだから。
gataro は戦後間もない頃に「死病」と言われ忌み嫌われたた(小児)結核を患った。菌が出なくなってからは通学したが、完治までの10数年小さくなって暮らしていた。だから、gataro には、撤回を求める人たちの気持ちはよく分かる。
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http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080612ddlk16040627000c.html
北京五輪:患者入国禁止、撤回を ハンセン病問題ふるさとネット富山が要望書 /富山(毎日新聞)
◇駐日中国大使館あて
「重大な人権侵害だ」。中国の北京五輪組織委員会が出した五輪期間中にハンセン病患者を入国禁止とする法律指針について、11日、県庁で記者会見し、撤回を求める要望書を駐日中国大使館に出したことを明らかにした「ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山」の藤野豊代表は怒りを隠さなかった。
同グループは、郵送した要望書で、「こうした入国禁止措置は、医学的に必要でないばかりか、精神病、ハンセン病、性病などの患者への差別・偏見を助長する」と同組織委の姿勢を批判。「患者や回復者への差別や偏見をなくすことは世界でも主要な世論」として撤回を迫っている。
また、日本オリンピック委員会あての要望書では、患者や障害者も五輪観戦できるよう配慮を求めた。また、過去に日本で五輪が開催された際にもこうした措置がとられていたかどうか、事実関係を問い合わせた。
藤野代表は、インターネットで指針を知り、ハンセン病訴訟原告団副団長、竪山勲さん=鹿児島県=にも連絡。竪山副団長も驚いた様子で、今後、原告団もこの問題に取り組むことを確認した。
更に、指針通りに入国審査が行われた場合、ハンセン病回復者が完治していても後遺症が残っているだけで入国を拒否される事態も予測される。
藤野代表によると、96年のらい予防法廃止まで、日本でも同様の入国禁止措置を取っていた。【青山郁子】