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(回答先: 中国が自衛隊派遣要請=政府検討へ−四川大地震支援【時事】・・狙いは? 中国国民の対日感情の改善と見た。 投稿者 tk 日時 2008 年 5 月 28 日 22:45:20)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=821128881&owner_id=545566&org_id=820995025
在日琉球人さんの日記
■9条に意識過剰なのは日本の保守派の方だよ■ 2008年05月29日00:04
中国が憲法9条なんか気にするわけ無いじゃん。
憲法9条を気にしてるのは、日本の左翼と、そして実は、日本の保守派だけなのだ。この地球上で。
中国が地震で自衛隊派遣要請
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=501092&media_id=4
左翼というだけで、日本と中国の左翼を一緒くたにしてはいけない。
イギリス労働党と朝鮮労働党がまるで違うように、左翼にも様々な種類がある。
確かに、日本の反戦平和左翼は、憲法9条が好きで、自衛隊を否定している。
しかし中国共産党は、憲法9条なんかどうでもいいし、自衛隊を否定なんかしていない。
現に、自衛隊と人民解放軍は軍事交流してるではないか。
だいたい中国人が、「法律」という紙切れで「軍隊」が縛れる、なんて信じるはずが無い(笑)。
それどころか、中国共産党は、中ソ対立の時代には「日本政府は自衛隊を強化し、アメリカの対ソ包囲網を助けるべきだ」と主張していたのである(笑)。
反戦平和の発想は、日本の左翼特有のスタイルであって、中国共産党に反戦平和なんて発想は1ミリグラムも無い。
自衛隊海外派兵!中国へ!なんて興奮してるのは、日本人だけ。
まあ中国都市部のネット愛国者には反発も出てくるかもしれないが、中国共産党が押さえつけるだろう。
いや案外、「日本の軍隊に感謝しよう!」「日中軍事同盟で欧米に対抗しよう!」というムーブメントが自然発生する可能性もある(笑)。
憲法9条を過剰に気にしているのは、中国ではなく、日本の保守派なのだ。
さて、中国の自衛隊派兵要請にはいくつか意味がある。
まず「日中お友達作戦」である。中国は淋しいのだ(笑)。
チベット問題が世界中で大騒ぎになるなんて、一般の中国人は思ってもいなかった。
おそらく戦前の日本人のとっての朝鮮台湾に似た感覚だと思う。
「そりゃ、文化が違うと言われればそうだけど、彼らも同じ国民だし、我が国の領土である事は明々白々だ」そういう感覚だろう。
理由はともかく、せっかくのオリンピックだというのに、アメリカもヨーロッパも敵だらけである。
そこで日本だ。いつもはギクシャクしている日本が中国の味方に来てくれた。日本は中国を支持しているぞ!世界にはまだまだ友人がいるぞ!と宣伝できるわけだ。
次に、中国共産党から日本政府への「プレゼント」でもある。
中国に派兵してOKということは、今後、自衛隊を(朝鮮半島や台湾などのリアルな場所を除いて)世界中の何処へ「非軍事的」派兵をしても、中国共産党は黙認する、ということだ。「軍事的」派兵はまた別の話だろうが。
これは中国共産党が日本政府へ「貸し」を作ったことになる。
震災援助を受けたという「中国側の借り」を相殺して余りある「日本への貸し」である。
それから、中国共産党最後のメッセージは「われわれは自衛隊を脅威だとは思っていない」という事だ。
これは友好的な意味にも取れるが、ライバル関係だとすれば日本は馬鹿にされているのだ(笑)。
今回の事を日本の保守派が喜んでる理由が判らない。
日本の左翼の諸君も、人権を弾圧し、資本主義を礼賛し、とうとう日本帝国主義と握手して、日本の軍事化に手を貸し始めた、中国共産党に見切りを付ける潮時だろう(笑)。
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「9条に意識過剰なのは日本の保守派の方だよ」では何のことかよくわからなかったので、タイトルを代えさせていただきました。
3ひねりもしている・・。負けた・・。