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ポニョ効果!東宝興収なんと750億円【デイリースポーツ】
http://www.daily.co.jp/gossip/2008/12/13/0001611273.shtml
東宝は12日、2008年に配給した映画の興行収入が11月末で700億円を突破し、過去最高を記録したと発表した。
12月末までには750億円に達すると見込んでいる。
これまでの最高は昨年の約595億円だった。
7月に公開した「崖の上のポニョ」が現在まで154億円を記録し、けん引役となった。
また09年のラインアップも発表され、作家・松本清張さん原作の「ゼロの焦点」が半世紀ぶりに映画化されることが明らかになった。
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「記録ずくめの素晴らしい1年だった」。千田諭専務がホクホク顔で1年を振り返った。世界的な金融危機の中、東宝は空前の好景気のようだ。
11月末までの累計興収は配給29作品で700億5942万円。「最終的には740〜750億円が見込める」とした。過去最高だった昨年の595億円を大きく更新する。
まさに“ポニョ効果”だ。宮崎駿監督の最新作「-ポニョ」は7月19日に公開され、すでに150億円以上の興収を記録。邦洋画を合わせ、今年のダントツの1位。5カ月たった現在も116館で上映しており、まだまだ伸びそうだ。
加えて、「花より男子-ファイナル-」の77・5億円、「容疑者Xの献身」(公開中)の50・0億円など、同社だけで大ヒットの目安となる20億円以上を11作を輩出。テレビ局との積極的なタイアップと企画、宣伝力が奏功した。
配給他社が苦戦する中、邦画全体の3割以上を稼ぐ“独り勝ち”状態の東宝だが、09年も情勢は変わりそうにはない。今年より3本多い32作品をラインアップ。注目は、松本清張さん生誕100年を記念し、1961年以来47年ぶりに再映画化される「ゼロの焦点」(秋公開)。この日、会見した犬童一心監督は「重厚な社会派ドラマにしたい」と意気込んだ。
さらに秋公開予定の「なくもんか」も脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲと「舞妓Haaaan!!!」のスタッフが集結し、ヒットは必至。「6年連続500億円を目指す」(千田専務)という話が遠慮がちに聞こえるほど、強力な布陣が並んでいる。