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レーダー/「特攻隊」を描く正反対の視点【しんぶん赤旗】
http://www.asyura2.com/08/bun1/msg/255.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 10 月 07 日 06:48:29: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10148337461.html から転載。


2008-10-07 06:31:43
gataro-cloneの投稿

レーダー/「特攻隊」を描く正反対の視点【しんぶん赤旗】
テーマ:戦争責任(歴史)


千の風になってドラマスペシャル『なでしこ隊』(1/11)
http://www.youtube.com/watch?v=3Wh-OKK-s80

(YouTubeには11分割で全編が採録されている)

俺は、君のためにこそ死ににいく
http://jp.youtube.com/watch?v=poRnTAcGVM0

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以下は「しんぶん赤旗記事情報・G-Search」から検索、貼り付け。

レーダー/「特攻隊」を描く正反対の視点
2008.10.01 日刊紙 14頁 社会 (全856字) 


 9月20日夜、ほぼ同時刻に特攻をテーマにした二つの作品が放送されました。ドラマ「千の風になってSP・戦場のなでしこ隊」(フジ系)と、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(WOWOW)です。ともに大戦末期の知覧特攻基地を舞台にした作品で、当時を知る者の証言や話をもとに制作したといいます。しかし、制作者の視点は随分違っていました。

 「千の風〜」では、当時“軍神”とたたえられた特攻隊員たちの本当の姿を、隊員の世話を命じられ、「なでしこ隊」と呼ばれた少女たちの視点で描きました。名誉なことだと興奮し任務に励む少女たち。しかし、数日後の死を命ぜられた隊員たちの心の葛藤(かっとう)に触れるうち、「基地には神さまはいない」と、しだいに気付いていきます。

 出撃前、家族へ連絡することも、「死ぬのが怖い」とさえ口にできなかった20歳前後の隊員たち。当時の新聞は「ただ笑って出撃した」と伝えました。

 家族にあてた手紙を託され、秘密裏に投函(とうかん)した少女たち。出撃の日、泣いて見送るしかできませんでした。隊員たちに食堂のお母さんと慕われた、鳥濱トメさんは「送り出すんじゃなく、どげんしても止めなきゃならなかった」と叫びます。人間としての叫びです。

 一方、「俺は〜」は「美しかったかつての日本人の姿を伝えて残したい」との、石原慎太郎氏の言葉で始まります。前出の鳥濱さんの話を聞いたという、石原氏の総指揮のもとで制作されました。命令を受けて隊員たちは家族との別れを済ませ、「靖国神社で会う」ことを約束し、出撃していきます。死へ向かう姿を潔しと、あたかも“男のロマン”のように描きます。特攻での戦死を悲しいとはいいつつも、その不条理の根本が問われることはありません。侵略戦争肯定という石原氏のイデオロギーは「特攻の死」を美化するのです。同じ題材を扱いながら、向かう方向は正反対です。

 当時、なでしこ隊にいた永崎笙子さんは、「生かされた者たちは記憶し続け、若い方に語り伝えねばならない」と。この言葉を重く受けとめたい。

 (薮)

しんぶん赤旗


 

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