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(回答先: 整形手術をして逃がしてやり病死した事にする手があります。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 12 月 15 日 22:27:35)
この裁判については、証言を含めて、でっちあげられたストーリーが用意されていたと思われる。
日本と米国にとって、これは政治的な意味の強い逮捕であった。日本の共謀罪法に向けてのキャンペーンの意味があったと思う。
それゆえに、彼はとんすらした(遁がれた)可能性が大きい。
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Yahoo!ニュースのロス疑惑特集から
事件の経緯
1979年5月4日 ロスで身元不明遺体(通称:“Jane Doe 88”)が発見される
1981年8月13日 一美さん殴打事件
滞在中のロスのホテル・ニューオータニ2012号室において頭を訪問してきた女性にハンマーで殴打される
1981年11月18日 一美さん銃撃事件
ロスの郊外にある駐車場にて一美さんは顔面左頬に被弾、昏睡状態となる。三浦元社長も左太腿に被弾。
犯人はラテン系の2人組。1人は長髪を後ろで束ねたサングラスの男と三浦元社長証言
1982年1月 昏睡状態のままの一美さんが米軍のヘリコプターで日本に帰国し東海大付属病院に緊急入院
1982年11月30日 昏睡状態のままの一美さんが東海大付属病院にて死去
1984年1月26日 週刊文春が『疑惑の銃弾』(全7回)として連載開始。一連の事件を三浦元社長が保険金目当てに仕組んだものと報道。
騒動は「ロス疑惑」と呼ばれマスコミ各社がこぞって報道。
1984年3月29日 白石千鶴子さん変死事件
ロスで発見された身元不明遺体(通称:“Jane Doe 88”)が遺体照合により白石千鶴子さんと確認。
三浦元社長の経営する会社の取締役を務め、その後行方不明になっていた。
1984年5月16日 サンケイ新聞(現産経新聞)の取材に対し三浦元社長の愛人女性が一美さん殴打事件の実行犯であると告白
1984年7月13日 警視庁に対し愛人女性が上申書を提出
1985年9月11日 殴打事件に関し三浦元社長を殺人未遂容疑で逮捕
1985年9月12日 殴打事件に関し愛人女性を殺人未遂容疑で逮捕
1988年5月 銃撃事件でロス市警が三浦元社長に対する逮捕状を発行
1988年10月20日 銃撃事件で警視庁は、“殺人罪”及び“詐欺罪”の容疑で三浦元社長と実行犯とされた男性が逮捕
1986年7月14日 殴打事件東京高裁判決:愛人女性の控訴を棄却。一審で挙げられた懲役2年6か月の収監が確定
1994年3月31日 銃撃事件第一審判決:実行犯とされた男性は証拠不十分で無罪。三浦元社長には無期懲役判決(控訴)
1998年9月16日 殴打事件最高裁判決:三浦元社長の上告を棄却。 一審で挙げられた懲役6年の収監が確定
1998年11月17日 殴打事件最高裁判決により三浦元社長が宮城刑務所に収監(未決拘留日数を差引き2年2カ月)
2001年1月17日 三浦元社長が宮城刑務所を出所
2003年3月6日 銃撃事件最高裁判決:証拠不十分として無罪を言い渡し、銃撃事件における三浦元社長の無罪が確定
2008年2月22日 三浦元社長が旅行中のサイパン島(米国自治領)でロサンゼルス市警に殺人容疑で逮捕される
2008年3月12日 北マリアナ諸島知事がカリフォルニア州知事の移送要求に同意し、移送命令書に署名
2008年3月14日 ロサンゼルスの弁護人が逮捕状無効確認を申し立て
2008年8月22日 サイパンの地裁に人身保護請求
2008年9月12日 サイパンの地裁が人身保護請求を棄却、ロサンゼルスへの身柄移送を命令
(最高裁が支持、北マリアナ諸島連邦地裁が移送を一時停止)
2008年9月26日 ロサンゼルス郡地裁が共謀容疑の逮捕状を有効と判断
2008年10月10日 三浦元社長をロサンゼルスに移送
2008年10月11日 移送先のロス市警本部の留置施設で自殺
2008年10月15日 ロス郡上級裁で三浦元社長に対する刑事手続きを終結させる審問。
2008年10月18日 ロス郡検視局が三浦元社長の遺体を遺族弁護側に引き渡し
2008年10月23日 三浦元社長の遺体がロサンゼルスにて火葬
2008年10月25日 三浦元社長の遺骨が妻らとともに帰国
2008年12月3日 三浦元社長の死因はベッドにシャツをくくりつけての首つり自殺と断定する最終報告書を公表
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以下はサイパンでの逮捕以後の経過(記事)をいくつか抜き出す。
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http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203797359/
・米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は23日、1981年にロサンゼルスで妻を殺害したとして、
殺人などの容疑で三浦和義元被告が米国自治領のサイパン島で22日逮捕されたと伝えた。
日本の警察当局は逮捕を確認していない。
同紙によると、三浦元被告がサイパン島を訪れるとみて、ロサンゼルス市警はグアムと
サイパンの当局と捜査協力。元被告は同島の空港で逮捕された。ロサンゼルス市警などは
サイパンの当局に三浦元被告の身柄引き渡しを求めている。
三浦元被告をめぐる一連の事件では、81年8月、ロサンゼルス市を旅行中の三浦元被告の
妻だった一美さんが、ホテルの部屋で殴られ頭にけが。同年11月、同市で一美さんが頭に
銃撃を受け約1年後に死亡、一緒にいた元被告も重傷を負った。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022301000771.html
・約27年前のロス銃撃事件で、米警察当局が三浦和義元被告を逮捕したとの一報を聞いた
警察庁や警視庁の幹部らは23日夜、一様に驚きの表情を見せた。
「寝耳に水」。米国の報道機関が伝えた三浦元被告逮捕の情報が、警察当局の捜査幹部らに
一斉に駆け巡った。「本当か」「米国のどこの捜査機関だ」。真偽を確かめようと情報収集する
幹部ら。
日本国内では2003年に最高裁で無罪判決が確定しているだけに、ある警察庁幹部は
「今ごろなぜ、という印象」と困惑した表情。
ロス銃撃事件の捜査を当時、指揮していた元警視庁幹部は「日本で無罪が確定した後も、
ロス市警は捜査を捨てていなかったのだと思う」としつつ「情報がなく、まだ状況がよく
分からない」と繰り返した。
また別の警察庁幹部も「個人的には非常に関心を持っている」としながらも「日本で無罪が
確定していることについて、日本の警察がどうこうすることはできない」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022301000803.html
※関連スレ
・【社会】 ロス事件の三浦和義、コンビニで万引きして逮捕…東京(万引き動画あり)★2
※前:http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203787472/
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「共謀罪」焦点に
ロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡り、元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(60)が再び逮捕された事件では、3日開かれたサイパンの法廷で、弁護側が逮捕の不当性を主張し、今後の争点が鮮明になった。一つは日本の司法制度にない「共謀罪」。もう一つが判決が確定した事件で再び刑事責任を問われないという「一事不再理」の原則だ。(社会部 石間俊充、松田晋一郎、ロサンゼルス 藤山純久)
実行の合意だけでも成立
■共謀罪
移送に関する審理を終え法廷を出る三浦元社長(3日、サイパンの北マリアナ上級裁判所で)=吉岡毅撮影 事件発生時から捜査にかかわったロス郡検事局の元捜査官・ジミー佐古田氏の1日の記者会見。報道陣から「新証拠」について質問された佐古田氏は「それは重要ではない」とかわしながら、「共謀罪」の存在を何度も強調した。
銃撃事件の日本の裁判では、実行役として起訴された男性が無罪になったことが問題になった。だが、米国の共謀罪は犯罪の実行を合意しただけで処罰できるため、実行役が判明しなくても立件の障害にならない可能性がある。
共謀罪の立証には、合意された犯罪計画が実行に向けて進められていることを示す「外的行為」が必要で、三浦元社長が今回逮捕される根拠となった1988年5月の逮捕状には、銃撃現場で実行役に手で合図したという目撃情報など20の「外的行為」が挙げられている。
佐古田氏が「(共謀罪の成立を示す)数々の状況証拠があり、固い事件だ」と述べたのも、外的行為が多数に上ることを念頭に置いたためとみられる。
■証言が重要
ロス市警に有力な新証拠がない場合、カリフォルニアの裁判では、日本の裁判で検察側立証の核になった証拠や証人に大きく依存することになる。カギとなるのは、日本からどの程度、協力を得られるかだ。
米国の刑事手続きに詳しい甲南大学の渡辺修教授(刑事訴訟法)は「共謀を立証する証言が重要になる」としたうえで、「当時の証言は記憶が薄らいでいる可能性が高いため、新たな証言を取るというより、当時作成された調書を一つ一つ証言者に確認する作業になるだろう」と語る。
立証、日本側の協力カギ
■捜査協力
そこで必要になるのが当時、警視庁などが取った関係者の供述調書だ。日本の裁判で使われた銃撃事件の確定刑事記録は膨大で、東京地検が保管している。
日米刑事共助条約(2006年6月批准)では、相手国からの捜査協力の要請を拒否できる理由として、安全その他の重要な利益が害される恐れがある場合などを掲げているが、法務省は「確定記録の提供であれば問題ない」とみている。
これに対し、三浦元社長の弁護人、弘中惇一郎弁護士は「日本には『共謀共同正犯』という概念がある。一美さん銃撃事件では『共謀』についても無罪判決があったと理解している」と主張。米国側から捜査協力の要請があっても、断るよう法務省などに申し入れる方針を明らかにした。
米国の捜査当局にとって、もう一つの課題は、一美さん殴打事件で有罪が確定した元女優などから協力が得られるか。元女優が米国に渡れば再び処罰される可能性があるため、京都産業大の渥美東洋教授は「協力を得るには、米国側が証言者を罪に問わない刑事免責を与えることが必要になるだろう」と話している。
三浦元社長の逮捕状に記載された「共謀罪」の根拠となる20の「外的行為」
時期 内容
1 1981年7月 三浦元社長が元女優に犯行を持ちかける
2 三浦元社長が元女優にロサンゼルスまでの渡航代を渡す
3 元女優が航空券を購入
4 8月 三浦元社長が一美さんに7500万円の生命保険をかける
5 三浦元社長が元女優に犯行を指示
6 元女優がロサンゼルスに渡航
7 三浦元社長と一美さんがロサンゼルスに渡航
8 三浦元社長が元女優と会い、凶器を渡す
9 三浦元社長が、元女優に犯行を最終的に指示
10 三浦元社長が、元女優に犯行を最終的に指示
11 11月 三浦元社長が一美さんに7500万円の生命保険をかける
12 三浦元社長が一美さんとロサンゼルスに渡航
13 三浦元社長が一美さんをフリーモント通りに連れて行き、氏名不詳者に銃撃を合図
14 氏名不詳者が一美さんを銃撃
15 1982年2月 三浦元社長が保険金を請求
16 三浦元社長が保険金を請求
17 3月 三浦元社長が保険金を請求
18 三浦元社長が約3000万円の生命保険金を受け取る
19 三浦元社長が約5000万円の生命保険金を受け取る
20 7月〜8月 三浦元社長が約8200万円の生命保険金を受け取る
太字は、日本の裁判で認定された事実
■は銃撃事件に直接絡む項目
「ロス疑惑」の経緯
※太字が銃撃事件関連
1979年7月 三浦元社長が一美さんと結婚
1981年8月 一美さんがロスのホテルで後頭部を殴られ負傷(殴打事件)
11月 一美さんがロス市内の駐車場で銃撃を受ける(銃撃事件)
1982年11月 一美さんが神奈川県内の病院で死亡
1985年9月 殴打事件で警視庁が三浦元社長と元女優を殺人未遂容疑で逮捕
10月 三浦元社長と元女優を起訴
1986年7月 元女優の実刑判決が確定
1987年8月 殴打事件で東京地裁が三浦元社長に懲役6年の実刑判決
1988年5月 米・ロサンゼルス市警が三浦元社長に対し、殺人と共謀容疑で逮捕状
10月 銃撃事件で警視庁が三浦元社長と知人の男性を殺人容疑で逮捕
11月 三浦元社長と知人男性を起訴
1994年3月 銃撃事件で、知人男性が無罪判決
1998年7月 銃撃事件で東京高裁が三浦元社長に無罪判決。知人男性は無罪確定
9月 殴打事件で最高裁が三浦元社長の上告を棄却。実刑判決が確定
2003年3月 銃撃事件で最高裁が検察側の上告を棄却。三浦元社長の無罪確定
「一事不再理」巡り応酬
「移送手続きの正当性を争ううえで、『一事不再理』が根本的な問題となる」
3日午前、北マリアナ上級裁判所で開かれた三浦元社長の審理後、主任弁護人のブルース・バーライン弁護士は約50人の報道陣を前に強い口調で訴えた。
バーライン弁護士は三浦元社長の逮捕の不当性を強調し、ロサンゼルスへの移送を断固拒否する構え。その最大の根拠としているのが、「一事不再理」の原則だ。「三浦元社長は日本で無罪が確定している。この判決は尊重されるべきだ」と主張する。
これに対し、今回の捜査を担当するロス市警のリック・ジャクソン捜査官は先月25日の記者会見で、「一事不再理については検事局と協議してきた」と明言。「別の国で裁かれた罪でも、我々には逮捕を優先させる法的権限がある」と述べ、元社長側から「一事不再理に反する」と指摘されるのを見越したうえで検討を重ね、逮捕に踏み切ったことを示唆した。
米国でも、合衆国憲法修正第5条で一事不再理が規定されているが、「外国の判決には、一事不再理を適用しない」との判例が定着している。カリフォルニア州では、メキシコへの凶悪犯の逃走が社会問題化したことをきっかけに、04年9月に州刑法が改正され、国外で判決が確定していても再び同じ罪に問えることが明文化された。ロス市警の判断の背景には、こうした法改正もあるとみられる。
「アメリカの刑事司法」の著書がある弁護士の島伸一・駿河台大教授は「犯罪が行われた後に施行された法律はさかのぼって適用できないという『刑罰不遡及(そきゅう)』は刑法の原則だが、刑事手続きの規定には適用されない。一時不再理も手続きに関することであり、改正後の州刑法が適用されることになるのではないか」と話している。
共謀罪
2人以上で違法行為の実行を合意した時、合意した事実を処罰する規定。共謀相手が特定できない時や違法行為を実行しない時も有罪になる。テロ対策などのため導入している国が多いが、日本では制定されていない。
(2008年3月4日 読売新聞)
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三浦元社長、次回「移送」審理は2か月後…長期化の様相
【サイパン=山下昌一】ロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡り、米自治領北マリアナのサイパン島で逮捕された元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(60)(日本で無罪確定)のロサンゼルスへの移送を判断する審理が長期化の様相を見せている。
ロスでは弁護側が逮捕状の破棄を求める訴えを起こし、北マリアナ上級裁判所も19日、次回の審問を2か月以上先に設定した。1人の日本人の拘束の是非を米本土とサイパンで争う異例の展開に、当初、「移送まで6週間程度」としていたロス捜査当局の目算は崩れつつある。
「裁判所がたっぷりと準備期間を確保してくれた」
19日午後、三浦元社長のロスへの移送の可否を審査するため、北マリアナ上級裁判所で開かれた第1回審問。弁護側が移送を拒否したことを受け、同裁判所が次回審問の日程を5月28日と決定すると、元社長の弁護人、ブルース・バーライン氏は満足げに語った。
北マリアナ司法省によると、容疑者を米本土に移送するケースは年2〜3件。大半は移送に同意し、数日で手続きが完了しているが、三浦元社長の場合は2月22日の逮捕後、本来必要のない罪状認否の法廷を開こうとする裁判所の不手際があったほか、3人の弁護士が、同じ犯罪で2度罪に問われない「一事不再理」の論争を仕掛けるなど異例の事態になっている。
今回、同裁判所で移送審理を担当するのは島で唯一の女性判事、ラモーナ・マングローニャ裁判官。
同裁判官は今月5日、弁護側の即時釈放の申し立てを棄却した際、「いかなる州や自治領も、逃亡犯の聖域となってはならない」と厳しい姿勢を見せ、ロスで発付された逮捕状の有効性についても「当裁判所では議論できない」と述べていた。
しかし、19日の審問では一転して「異例の手続きなので合理的な審理期間を確保する必要がある」と語り、検察側も「弁護側の主張に沿って反論するだけだ」と言葉少なに法廷を後にするしかなかった。
ロスでは、マーク・ゲラゴス弁護士が、逮捕状の破棄を求める訴えを起こしており、米国の刑事手続きに詳しい弁護士は「弁護側がカリフォルニア州でも活発に動いているため、サイパンの裁判官も慎重になったのではないか」と推測する。
同裁判所で移送の決定が出た場合、弁護側は北マリアナ最高裁に上訴し、連邦地裁にも身柄拘束を解くよう求める人身保護請求を申し立てる方針で、移送に関する結論がいつ出るのか、不透明な情勢。裁判所も拘置が長期化するのを見越して、三浦元社長と「親しい友人」や家族については接見を許可し、18日には妻も面会した。当の三浦元社長は差し入れられた日本の本などを読み、比較的元気に過ごしているという。
(2008年3月20日03時05分 読売新聞)
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弁護側、早期釈放期待=「日本に共謀罪ない」と検察自信 【ロサンゼルス15日時事】ロス疑惑銃撃事件で、三浦和義元社長(61)の代理人を務めるゲラゴス弁護士は15日(日本時間16日)、
審理終了後に記者会見し、「共謀罪が日本で裁かれたのは明らかだ」と強調し、「三浦元社長を早期に釈放し、帰国できるようにしたい」と自信を示した。
一方、ジャクソン検事も会見し、「日本に共謀罪が存在しないことが、きょうの証人尋問で明白になった。極めて単純な話であり、裁判官が正しい判断をしてくれることを期待する」と話した。(2008/08/16-12:43)
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共謀罪解釈で証人尋問=三浦元社長も映像で「初出廷」−疑惑銃撃事件・ロス地裁 【ロサンゼルス15日時事】ロス疑惑銃撃事件で、
米自治領サイパン島で逮捕、拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が申し立てた逮捕状無効確認請求の第3回審理が15日午後(日本時間16日午前)、
ロサンゼルス郡地裁(バンシックレン裁判官)で開かれた。検察側証人として、ミシガン大ロースクールのマーク・ウエスト教授が出廷。逮捕容疑の共謀罪は日本の法制度にないと陳述し、終了した。
審理では、三浦元社長がサイパンから映像回線を使った中継を通じ「初出廷」した。次回の審理期日は後日、指定される。
裁判は、同じ事件で再び罪に問われない一事不再理の適否が最大の争点。検察は逮捕容疑の一つの共謀罪について、「日本で裁かれていない」と主張している。
ウエスト教授は「カリフォルニア州刑法の共謀罪は謀議のあった事実だけで成立するが、日本の共謀共同正犯は実行行為の着手が構成要件上必要だ」と証言した。
同教授は日本の法律を研究しており、過去に京都大学で講義したことがあるという。
弁護側は、反対尋問で同教授が同州刑法に精通しておらず、証人として不適格と指摘した上で、「共謀罪と日本の共謀共同正犯は同じ概念であり、既に審理済みであることは明らかだ」と反論した。(2008/08/16-13:10)
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三浦元社長のロス移送、北マリアナ上級裁判所が決定
ロス疑惑
1981年11月のロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡り、米自治領北マリアナのサイパンで逮捕された元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(61)(日本で無罪確定)のロサンゼルスへの移送の可否を決める審問が12日、北マリアナ上級裁判所であった。
ラモーナ・マングローニャ裁判官は三浦元社長の移送を認める決定を言い渡した。元弁護人の弘中惇一郎弁護士は「サイパンの弁護側が上訴手続きをとっており、即座に移送されることはないだろう」と話している。
審問で弁護側は「三浦元社長は日本で裁かれ無罪となっており、身柄の拘束は不当」と主張し、ロスへの移送を拒否する「人身保護請求」を申し立てていた。同裁判官はこの申し立てを棄却し、カリフォルニア州と北マリアナの両知事の移送令状が発布されていることなど要件が整っていることを理由に、移送を認めた。
ロサンゼルス郡上級裁判所で審理中の三浦元社長の逮捕状破棄を求めた訴訟は今月26日午後(日本時間27日午前)の次回審問で、逮捕状が有効か無効かの判断が示されるとみられる。
(2008年9月12日12時11分 読売新聞)
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三浦容疑者の人身保護請求を棄却 ロス事件でサイパン最高裁
【サイパン(米自治領)23日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で、米自治領サイパンで拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=側による人身保護請求の上訴審が23日、サイパンの最高裁で開かれ、最高裁は元社長の上訴を棄却、15日に出された身柄移送停止の決定も取り消した。
弁護側はさらに連邦裁判所への上訴などが可能で、今回の決定を受け直ちに移送手続きが始まるかどうかは不明だ。
22日に最高裁に提出した意見書で、弁護側は元社長の拘置や訴追は、判決確定事件で再び罪に問われない「一事不再理」の原則に反するとして釈放を要求。
またロス郡地裁が26日(日本時間27日)、逮捕状取り消し請求に対する決定を言い渡すことに触れ「逮捕状の有効性が問われているのに、移送に関する令状に法的問題がないと(サイパンの裁判所が)判断することはできない」と主張した。
検察側は、人身保護請求を棄却し、身柄移送命令を出したサイパンの地裁の決定は法的に正当と主張。一事不再理については、ロスと裁判権が異なるサイパンでは検討できないとした。
2008/09/23 16:45 【共同通信】
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らつ腕弁護士、動揺隠せず=検察側はがっちり握手−ロス地裁決定
【ロサンゼルス26日時事】「逮捕状の殺人罪は無効、共謀罪は有効」。静まり返った廷内にバンシックレン裁判官が決定を言い渡す声が響いた。米ロサンゼルス郡地裁で26日午後(日本時間27日午前)に開かれた三浦和義元社長(61)の逮捕状について結論が示されると、3人の検事は笑顔でがっちりと握手。一方、元社長の代理人ゲラゴス弁護士は動揺を隠し切れなかった。
法廷は約60人の傍聴人でほぼ満席で、午後1時30分の予定よりやや遅れて開廷。同裁判官は冒頭、一気に決定文の要旨を読み上げ、わずか5分足らずで終わった。(2008/09/27-10:30)
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ロス移送、29日に審理=三浦元社長の人身保護請求−連邦地裁で弁論・サイパン
【サイパン28日時事】ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパン島で拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=のロサンゼルス移送取り消しを求めた人身保護請求の審理が29日午前(日本時間同)、サイパンの連邦地裁で開かれる。
連邦地裁は請求の適否を決定するまで、移送の執行停止を命令。三浦元社長の逮捕状については、ロス郡地裁が現地時間の26日(日本時間27日)、共謀罪を有効とする決定をし、ロスの検察が早期移送の意向を示している。連邦地裁の判断は、弁護側の今後の戦術にも影響を与えそうだ。(2008/09/28-15:29)
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三浦元社長、ロス移送に同意=人身保護請求、一転取り下げ−サイパン
【サイパン29日時事】ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパンで逮捕、拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が申し立てた人身保護請求の審理が29日午前(日本時間同)、サイパンの連邦地裁であった。弁護側は一転して請求を取り下げ、ロサンゼルスへの身柄移送に同意した。アレックス・マンソン裁判官も承認した。
ロス市警が身柄引き取りのため捜査官をサイパンに派遣するとみられ、三浦元社長は近くロスに移送される見通し。弁護側は今後、逮捕状で有効とされた共謀罪についてロスの法廷で争う意向。サイパンでの逮捕から7カ月。事件をめぐる米司法での争いは大きく動きだした。
三浦元社長は審理前の同日朝、「カリフォルニアで闘う」と述べ、サイパンでの代理人バーライン弁護士に取り下げの意思を伝えた。審理には三浦元社長も出廷した。
日本の裁判で主任弁護人だった弘中惇一郎弁護士は同日、東京都内で記者会見。27日に三浦元社長と電話で話し、ロス移送への同意を決めたことを明らかにした。(2008/09/29-12:47)
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三浦容疑者、ロスへ移送開始 事件から27年
【サイパン(米自治領)10日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で今年2月にサイパンで逮捕され拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=のロスに向けた移送が10日未明(日本時間同)、始まった。
三浦元社長は移送後、週明けに罪状認否のためロス郡地裁に出廷する見通し。発生から約27年、事件は現場となったロサンゼルスで本格的な司法手続きに向け大きく動き始める。
三浦元社長はロス市警の捜査官らに付き添われ、収容施設から車で空港へ移動。白いワゴン車の座席で両側を捜査官らに挟まれ、紺色の野球帽をかぶった元社長は真っすぐに前を見詰めていた。空港で待ち構えた報道陣のフラッシュを浴び、一瞬笑みも浮かべた。
関係者によると、移送には民間航空便が使用され、サイパンからグアム、ハワイを経由し約20時間かけて移動。ロスには現地時間10日午前5時(日本時間同日午後9時)ごろ到着の予定。
2008/10/10 01:47 【共同通信】
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三浦元社長の殺人罪無効に不服申し立て ロス郡検事局
2008年10月10日12時41分
【ラスベガス(米ネバダ州)=堀内隆】ロス疑惑銃撃事件で、ロサンゼルス郡検事局は9日、元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=の逮捕状のうち殺人罪を無効としたロサンゼルス郡地裁の決定に対する不服申し立てを同地裁に出した。申し立てに対する審理は16日に行われる。
三浦元社長はサイパンで殺人と共謀の容疑で逮捕されたが、弁護側が日本で無罪判決が出ていることを理由に逮捕状の無効を申し立てた。郡地裁は9月26日、日本で無罪が確定した殺人罪の部分は同じ罪を2度裁かない「一事不再理」に反するとして無効にした。検察側の申し立てが認められなければ、三浦元社長の移送後の審理は共謀罪に限って進められることになる。
アサヒ・コム
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三浦和義元社長が自殺 移送先のロサンゼルスで
2008年10月11日18時49分
10日、ロサンゼルス空港に到着した三浦和義容疑者=代表撮影
政府関係者によると、81年のロサンゼルス銃撃事件に関与した疑いで米自治領サイパンで2月に逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=が11日、ロサンゼルス市内で自殺を図り、死亡した。
三浦元社長は10日、逮捕場所の米サイパン島から事件を管轄するロサンゼルスに移送された。週明けの14日に起訴前の罪状認否のためロサンゼルス郡地裁に出廷する予定だった。
アサヒ・コム
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三浦元社長が自殺=ロス市警から総領事館に連絡
外務省は11日、三浦和義元社長(61)が自殺したとロサンゼルス市警から現地総領事館に連絡があったと明らかにした。同省によると、元社長が自殺を図ったのは、ロスの現地時間10日午後9時45分(日本時間11日午後1時45分ごろ)ごろ。その後、死亡したとロス市警から現地の総領事館に連絡があった。(2008/10/11-18:59)
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ロス事件、突然の幕引き 三浦元社長、移送前は「闘う」(1/3ページ)
2008年10月12日3時0分
10日、ロサンゼルス空港に到着し、車で移送される三浦和義元社長(中央)。左はロス市警のジャクソン捜査官=代表撮影
三浦一美さんが銃撃されたロサンゼルス市内ノース・フリーモント通りの現場=88年5月
米ロサンゼルスで10日(日本時間11日)、三浦和義元社長(61)が自ら命を絶った。81年の事件当時、妻だった一美さん(28)の死をめぐり、ワイドショーや週刊誌などで大きく取り上げられた「ロス疑惑」。日本で無罪を勝ち取り、米でも徹底的に争う姿勢を見せていた元社長に何があったのか。日米の捜査当局が続けた「真相解明」は、事件発生から27年で決着を見ないまま幕引きとなった。
「僕の知る状況からは、自殺はあり得ない。ロスが大好きだったキザな男。着いて半日で死ぬだろうか」。三浦元社長と約2年間、ロス疑惑の経験などを題材にトークショーを開いてきた放送作家の河村シゲルさん(65)は、驚きを隠さなかった。
サイパン勾留(こうりゅう)中の元社長がロスへの身柄移送を阻止するために、連邦地裁に申し立てた人身保護請求を一転して取り下げ、移送に同意したのは9月29日。元社長の妻から、その2日前にも元社長は「闘う」と語っていたと聞かされていたからだ。
河村さん自身も同月中旬には、元社長と直接、電話で話した。弁護士費用を賄うために、ショーの内容をまとめ、近く出版予定だった書籍の構成などを相談した。その時は、変わった様子を感じなかったが、当時すでに、関係者との自由な電話接見が制限されていたという。河村さんの手元に最近、届いた手記のタイトルは「サイパンズー(サイパンの動物園)にて」。拘束時の様子や励ましてくれた人への感謝の言葉が、400字詰め原稿用紙で約5枚分つづられていたという。
保釈請求や移送手続きの取り消し、逮捕状無効の申し立てに人身保護請求――。元社長はサイパンやロスの裁判所で、逮捕・勾留の不当さを訴え続けた。
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三浦一美さんが銃撃されたロサンゼルス市内ノース・フリーモント通りの現場=88年5月
映画監督の山際永三さんが4月、サイパンで元社長に接見した時も、「ロスで新たに闘う」と話していたという。「今は信じられない。三浦さんは日本から見捨てられ、国と国の間に落ちた。もし自殺なら、日米二つの国によって殺されたようなものだ」
神奈川県平塚市の郊外にある三浦元社長の自宅では、親族とみられる数人があわただしく出入りしたが、報道陣の問いかけには無言だった。
11日午後8時半、報道陣の求めに親族の男性からコメントの紙が出された。「このたび、三浦和義がロスで亡くなったとの知らせを領事館より受けました。拘束中、なぜこのような事態になったのか、悲しみとともに、遺憾に感じております」などと書かれていた。
今月10日にロスに向かう直前、弁護士には「カリフォルニアに行く準備はできた。闘い続ける」と語っていた。
■捜査関係者 真相期待したが…
銃撃事件の捜査は日米が協力して実施していた。両国の当局関係者は自殺の一報に驚き、悔しさをにじませた。
88年に三浦元社長を逮捕した当時の警視庁捜査1課長だった坂口勉さん(73)は「事件の真実が米国の裁判で明らかになればと期待していたが、これですべてがだめになってしまった」と残念がった。
当時、同課管理官として捜査を指揮した寺尾正大さん(66)は、生い立ちや職歴など元社長がどんな人物かについて徹底的に調べたという自負がある。「自殺は彼らしくない。そういう行動を取る人物ではないはず。わからない」と繰り返した。
日米の捜査当局は、有罪立証に向け、水面下で裁判記録を調べるなどの協力を続けてきたとみられる。法務省の幹部は「米国と連絡を取り合ってここまで来たのに、すべてが無になった」と、突然の幕切れに悔しさをにじませた。
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日本での一、二審の公判に検事として立ち会った元最高検公判部長の山田弘司さん(62)は「日本での無罪判決に、釈然としない思いの人がいるのも事実。もう一度、実質的に審理されれば、有罪、無罪の結論はどうだろうと、理由が示されて、納得する人も、もう少し多くなるだろうと思っていた」。
銃撃事件発生当時のロス地検の担当検事だったルイス・イトウさんは、何度も「ショックだ」と話した。サイパンでの逮捕後に捜査に復帰していた。「一事不再理など、法律上難しい問題もあったが、ヤマを乗り越えて公判に持ち込めば、真実を明らかにできるというのがこちらの考えだった」
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三浦元社長の遺体検視、死因など公表へ 遺書見つからず
2008年10月13日13時14分
報道陣の質問に答えるロサンゼルス郡検視局の係官=12日午後、ロサンゼルス、杉本康弘撮影
自殺した三浦元社長が収容されているロサンゼルス郡検視局=12日午後、ロサンゼルス、杉本康弘撮影
【ロサンゼルス=市川美亜子】81年のロサンゼルス銃撃事件に関与した疑いで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=の自殺をめぐり、ロス郡検視局は12日、死因を特定するために遺体の検視を行ったことを明らかにした。医学的な見地から死因を究明した検視報告書を数日内に公表する。
検視局の担当者は12日、報道各社の取材に対し、「検視の結果、首つりによる自殺であることには疑いの余地はないが、最終的な死因についてはさらなる調査が必要だ」と述べた。また、三浦氏の遺書については「これまでに見つかっていない」として、否定的な考えを示した。
三浦元社長の遺体は、現在検視局に安置されている。同局の担当者が近日中に、総領事館の関係者とともに、三浦元社長の妻らと面会する予定で、週内にも遺族側に遺体が引き渡される見込みだ。
その後、遺族が指定した葬儀業者が遺体を引き取り、遺族が現地で火葬するか日本に搬送するかなどを決めることになる。
三浦元社長の妻は12日午前、ロスに到着した。空港の到着ゲートに数十人の報道陣が集まるなかで、妻らは無言のまま出迎えの車に乗り込み、空港を後にした。
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「三浦元社長は他殺」 病理学者が結論と弁護側
【ロサンゼルス20日共同】AP通信によると、1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、今月10日に自殺したとロス市警が発表した三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因について、弁護人のゲラゴス氏は19日、検視を依頼した病理学者が、自殺ではなく他殺だったと結論付けたと語った。
ゲラゴス氏によると、遺体には殴打されてできたとみられる傷が背中の深部組織にあったほか、首を絞められてできた可能性がある血腫がのどにあった。これらの傷は首つり自殺の痕跡ではないとしている。
ゲラゴス氏は、元社長の遺体を司法解剖したロス郡検視局に見落としがあったとして、再度の解剖を求めたが、拒否された。20日に連邦検事に捜査を要請するとしており、ロス市警を相手に法的手段を取ることも考えられる。
ロス市警は11日、三浦元社長がサイパンからロスに移送された10日に、市警の留置場でシャツを使って首つり自殺を図り死亡したと発表。検視局はまだ最終的な死因を公表していないが、担当者は「自殺でないことを示すものは一切ない」としている。
2008/10/20 17:37 【共同通信】
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三浦元社長、自殺以外の証拠ない ロス市警、弁護側に反論
【ロサンゼルス20日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕された三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因について、ロス市警は20日、記者会見を開き、弁護側が自殺ではなく他殺と主張したことに対し「自殺以外の証拠は一切ない」と反論、あらためて自殺との見解を示した。
会見した市警のペレス副本部長は、三浦元社長の死亡には「犯罪行為はなかった」と強調。弁護側が、元社長の遺体に殴打によるものとみられる傷や、首を絞められてできた可能性がある血腫がのどにあったと主張したことについては「遺体の調査はロス郡検視局が行っており、われわれではない」としてコメントしなかった。
同副本部長によると、元社長が単独で拘置されていた監房からうめき声がするのを別の収容者が気付き、壁をたたいて看守に知らせた。監房のドアは鍵が掛かっており、鍵がないと中には入れなかった。監房はドアのガラス越しに中の様子が見えるという。
2008/10/21 09:12 【共同通信】
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三浦元社長の遺骨帰国=妻に抱かれ−成田空港
ロス疑惑銃撃事件で、ロサンゼルスの留置施設で自殺した三浦和義元会社社長(61)の遺骨が25日夕、遺族らとともに成田空港着の日航機で帰国した。関係者によると、元社長の遺体は遺族に引き取られた後、現地の葬儀所で荼毘(だび)に付された。(2008/10/25-18:51)
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ロス検視局「三浦元社長は自殺」/正式解剖結果を公表
2008/12/04 09:42
【ロサンゼルス3日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、移送先のロス市警で10月に死亡した三浦和義元会社社長=当時(61)、日本では無罪確定=の死因について、ロス郡検視局は3日、留置場監房での首つり自殺と断定、他殺を示す証拠はなかったとする正式な司法解剖の報告書を公表した。
三浦元社長の弁護人ゲラゴス氏は独自に依頼した解剖の結果から「他殺だった」と主張、報告書はこれと正反対の結論となった。関係者によると、遺族側は今後、自殺との見解を既に表明しているロス市警を提訴し、死因を明らかにすることも検討しているという。
報告書は「他者の手によって元社長が死亡したという説得力ある証拠はない」と指摘。元社長の首などに、シャツのような柔らかい布でつるされた場合によくできる複数の擦り傷があったとし、首の傷は他殺によってできるものと異なるとの結論を示した。
報告書によると、ロス市警の留置場監房に1人で収容された元社長は10月10日夜、監視の合間の約7分間に、シャツをひものようにして、2段ベッドの上部の金属バーからつるして自殺を図った。蘇生措置を試みたが、死亡が確認された。
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三浦元社長死亡で公訴棄却決定 神奈川の万引き事件
2008年12月15日18時27分
米国ロサンゼルス市で起きた銃撃事件で米国の捜査当局に逮捕された後に死亡した三浦和義・元社長=日本では無罪確定=について、横浜地裁小田原支部は15日、被告の死亡により、昨年4月に窃盗罪で起訴された事件の公訴棄却を決定したと発表した。
小田原簡裁は神奈川県平塚市内のコンビニエンスストアで万引きしたとして、昨年4月に三浦元社長に罰金30万円の略式命令を出した。元社長は罰金を納付したが、命令を不服とし正式裁判を申し立てて、公判では万引きを否認していた。
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