★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ54 > 334.html
 ★阿修羅♪
「宙吊りになったドライフラワー」
http://www.asyura2.com/08/bd54/msg/334.html
投稿者 愚民党 日時 2008 年 10 月 16 日 22:59:23: ogcGl0q1DMbpk
 

20歳になって再度、ナターシャの「小窓のある部屋」に遊びにいった。
ナターシャの部屋には天井からいくつものドライフラワーが釣り下がっていた・・・
「宙吊りの時間」・・・
ナターシャの物語があった・・・
おらは「宙吊りになったドライフラワー」の意味を聞けなかった・・・

「宙吊りになったドライフラワー」がナターシャの二十歳の原点となったのだろうか・・・

青春を総括してナターシャは「海の男アンドレ」と結婚した・・・
ナターシャとアンドレの結婚式の日
おらは丘からウラジオストクの海をみていた・・・とほほ・・・
70年代の終わりだった・・・

偉大なるソビエト評議会の栄光が内部から崩壊をとげる
80年代は目の前だった・・・とほほ・・・

ソ連邦がアフガニスタン侵略戦争の「泥沼」に入らなければ、生存できたはずだった・・・とほほ・・・

アフガンゲリラのマスード将軍によって
ソ連軍は敗北させられてしまった・・・とほほ・・・

米国人ゲイリーも予感しているのだろう・・・
アメリカ軍がアフガンゲリラとイラクゲリラによって
敗退させられることを・・・

1989年、スターリン社会主義は崩壊した・・・
2008年にはアメリカ・イギリス資本主義が崩壊をとげるだろう・・・とほほ・・・

歴史循環は残酷だっぺ・・・とほほ・・・

国家からの逃亡者は、風邪をひきながら
寒いアパートで生存するしかながっぺ・・・とほほ・・

ウラジオストクでナターシャは窓から
何をみつめているのだろうか・・・

娘イレナはダンサーとなってドイツで活躍している・・・

寒く貧しいアパートの部屋こそ
コンテンポラリーの現場だった・・・とほほ・・・

窓をうつ冬の風・・・
ウラジオストクの冬将軍・・・

焼酎をば飲んでコンテンポラリーの過酷な現実から
しばし逃亡者となり、からだをごまかすしかながっぺ。

すかす、酒乱になれば、からだが温まるのだろうか・・・とほほ・・・

それはナターシャの「宙吊りドライフラワー」のごとく
永遠のなぞとなった・・・とほほ・・・



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > Ψ空耳の丘Ψ54掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。