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気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板 より引用
投稿者:谷口 誠
バード君の投稿に心動かされたので、思い切ってこの投稿をすることにした。
2008年8月24日(日)倫敦深夜0時、日本は25日(月)午前9時です。
たった今、北京オリンピックの閉会式を倫敦の下宿で見ています。
私は2000年のシドニーオリンピックの時にワーナー(その年のビデオ映像のワールドワイドの権利所有会社)の映像プロデューサーとして、日本のJOC(IOC国際オリンピック委員会の日本機関)へ毎日のように通ったし、以前はビクター(JVC)でオフィシャルスポンサーの広報部長としても同じような仕事をしたから、内部事情をある程度は知っている
人間です。
北京オリンピックが無事(か?)終了した。
たった、今から、21世紀が始まりました。
コンピューター問題で幕をあけ、2001年に911テロ、そして2007年夏に米国が信用収縮。
これらは20世紀の清算なのです。後始末がようやく終わった。
今日からが 21世紀 です。
金髪ライオンカットのボリス・ジョンソン倫敦都知事が次の2012年の倫敦オリンピックへのバトンを今受けましたが、日本では報道されなかったでしょうが、この週末は、ボリスが北京オリンピックの豪華さ、予算の多さに萎縮して、英国メディアと政治家たちは
2012年の倫敦オリンピックは北京のような派手に行う必要はない
と必死になってキャンペーンをしています。
IOCの会長も弁護に回って、英国は大予算を使う必要はない、などというインタビューをBBC限定で今朝していました。
それで、ゴードンブラウン首相が今朝、北京に飛びまして、現地からBBCのインタビューを受けていました。われわれ英国なりの自信を持って英国は時期オリンピックに望もう、とはいうもののの
結局は、世界大恐慌、
英国は まったく まったく お金がないのです。
何度も書きましたけど、すでに、英国は予算の見積もりの3倍以上にも膨れあがっていてこの金をいったいどこから持ってくるのか?英国金融業界はいっさい、2012年の倫敦オリンピックに融資する気はないようです。
ですから、2012年のオリンピックは非常に 地味で 低予算な オリンピックになることはまちがいないでしょう。
その意味で、近代オリンピックの原点、いや古代オリンピックの原点である、真の
アマチュアリズム、国際金融と縁切れしたひさびさのオリンピックになるだろう、
というのが5年間の倫敦市民としての谷口の予想です。
オリンピック内部告発の文章は世界でわたしが最初で最後の人間でしょうから、みなさん、覚悟して読んでください。
公式データや詳細については、すべてウィキペディアの語句を参考にしてください。
@JOC(日本オリンピック協会)はIOC(世界オリンピック協会)の属国 無能機関だ!
選手の写真1枚を使うのにもいちいち許諾を取らねばならず、JOCの担当者の了解を取ったと思ったら今度は本部のIOCからNGの返事が来たりする。結局JOCなどは何も権限がない、単なる役所、出先機関でした。
2000年のスターの日本選手は自らが事務所機能を持っていて、私は本人(高橋尚子)の了解を得たのにJOCやIOCが横槍を入れてくるなどということも多かった。
JOCで一度ひっくり返され、私の上司であるワーナー本部の倫敦からスイス本部のIOCに再交渉したらOKになったりもした。まさに、属国の政治交渉と同じ。
A今のオリンピック選手にアマチュアはいない。すべて仕掛けられたプロである。
バード君が見事に見抜いたように、「金をかけないでそこそこの成果を出した選手こそ讃えられるべきだ」は真実です。バード君に銅メダルを僕はあげたい。
ただし、バード君の勇気をさらに絶望の淵に落とすような爆弾発言を僕はします。外部者が見るよりもっと現実は悲惨で醜い。
実は、お金をかけないで、実力のある選手がオリンピックまで来るのは無理なのです。
星野野球が韓国にボロ負けしました。この事実を日本人は深刻に受け止めるべきだと思いますが、これについては、天木直人さんや東海ブログで書いてあるので僕は書かない。
星野監督の無能さは山本五十六並みでしょうが、あの選手の起用のしかたは属国日本だからというわけでもなく、実は、IOC世界の全選手も同じなのです。(根性論はさすがにRATIOの西洋人にはないけどね)
昔のソビエトの体操選手(コマネチとかね)は国があげて選手育成したなんて時代がありましたが、ソビエト崩壊後の「デジタル・オリンピック」では、資本がすべて、
資本主義、金儲け、という基準のみですべてが動く、選手の育成の段階からすべて決められているということで、やっていることはソビエトと同じです。
経済と同じで、米国帝国の主導で進められているのが、スポーツの世界です。
オリンピックというのは各国が世界国際金融と協力して、各国での経済効果とそこからあげる税収を計算し、その胴元として、ユダヤ人のIOC(1894年のクーベルタン男爵という創始者がフリーメーソンであることは、学問道場ならみんな気がついているだろう)が巻き上げる、というただそれだけのことです。
古代オリンピックだって、権力者が市民の
目をそらすための「パンと見世物」だもの。近代版だって本質は変わらないよね。
「カジノ資本主義」ならぬ、「カジノ・オリンピア」です。
僕はこのことをIOCの某お偉いさんから、飲み会でうっかりと聞いたのです。あーあ、書いちゃったあ。
金メダルの数を見てください。
中国と米国が接線になるように仕掛けられています。
英国が意外に健闘して、追い上げた。
気力のなさで日本が予想以下の金メダル数になっていますが、果たして、これは本当に各国選手の本当の実力が反映された結果なのでしょうか?
それにしては実にうまく話ができていませんか?
グルジアの問題がうまく仕掛けられ、米国が中国に世界覇権をバトンタッチ。
主催地として、北京から倫敦にバトンタッチ。
鋭い日本人なら「負け惜しみ」は差し引いても、ひょっとして、これにはシナリオがあるのじゃないか?と思いたいところです。
オリンピックを見て喜んでいる馬鹿な国民は中国人と米国人とあとはのんきなB層の日本人くらいでしょう。
私は「世界三馬鹿のんき国民」と揶揄しています。
実はこの構造は、現在の世界の国際政治や金融に対する世界の一般庶民の見方でもあるのです。
ここ倫敦でも、今回のオリンピックにはごく1部の英国人を除いて、中近東、アフリカ、BRISの人間はみんな「しらーーーー」としていました。誰も見ていませんよ、こんなくだらないイベント。
中国人と米国人だけが気持ちがよくなるだけじゃないすか。
BBC(英国放送協会)も朝6時から1日中放映してましたが、「世界大恐慌」と「勃興する冷戦、BRICS」でも報道したいけど、それを誤魔化すために、強引にオリンピック中継にきりかえているというのがキャスターのやる気のなさからはっきりとわかります。
オリンピックに出場する選手全員にタイアップがつき始めたのは80年代のアトランタオリンピックからですが、今の選手というのは、オリンピックが終了後も人生の未来がすべて決まっていて、その後の権利、商売関係もすべて組み立てられた上で登場してくるのです。
国内の予選を勝ちぬいて来る時点からタイアップがついていて、IOC
のお目にかなう(=金儲けになると踏んだ選手、だからルックスがいいとか、その国の利権にからんで金を産みそうだということ)選手だけが
あがってくるのです。
バード君の読みはお見事です。最初からある程度能力のある人間に白羽の矢を立てるのですよね。
資金力がなければ、今の「デジタル・オリンピック」ではメダル獲得、
いやいや、出場さえできない。
そういう仕組みに現代のオリンピック自体がなっているのです。
IOCのバランスシートを内密で見せてもらうと、全ての権利関係がきちんと算出されているのですが、そこで、各国の選手というのが単なる「商品」としてきちんと計上されているわけです。
僕は80年代にも電通とビクターでオリンピックを担当しましたが、あの頃は、映像の権利関係は第二次、ビデオやキャラグッヅは第三次とわかりやすかったんですが、
今の「デジタル・オリンピック」では、もうなにがなんだかわからない。2008年の今だったら変てこなファンドとかもついているんじゃないの?
シカゴ先物取引みたいなもんで、先の先まで組みこまれていたり、複雑で関係者自身が理解不能なんですよ。
サブプライムローンの仕組みを誰も金融関係者が理解できないくらい複雑なのと同じで。
レバレッジとコンピューターのせいでしょう。
2000年の時に、法律担当者と一緒に権利関係の表を見たのですが、大昔と違って全然わからないほど複雑でした。サブプライムローンの構造みたいに、なにがなんだかわからないままに契約してしまいました。
天下のワーナー(ユダヤ資本だ)が誰もわからずに映像権を契約したんですよ!!!
そりゃたまには本当の実力で這い上がってきた選手もいるんでしょうが、結局は金融力、金を投資すればするほど金メダルが取れるしくみを胴元が作っているわけですから、
こんなものは「スポーツ精神のひとかけらもありません」
胴元が同じユダヤなんですから。
アルル君がブログでオリンピックの間に世界一の銀行に中国公行銀行が
なった、という点に着目していたのはお見事、でした。
そういう視点を持つ人はやはり少ない。
昔、日本がバレーボールで世界を圧巻した「東洋の魔女」の昭和30年代のときは、
監督が選手の結婚の面倒を見るなどということがありました。
みな、引退後は普通の主婦です。つまり、お金がない。
なかには、スポーツメーカーの会社員になったり、コーチ業になったりという人もいましたが、今の選手のように、前払い金をもらったりしません。選手個人個人にマネージャーがついたり、事務所がついたり、「写真使用の許諾」とか「権利」なんて誰も言わなかった。
視聴者である日本人だって「熱く」見ていましたし、心から応援していました。
他に娯楽もなかったし。陰謀論もまだなかったしな(笑)
今の中国人を見ていると、あの40年前の感覚を思いだします。
ただ2008年の中国と1963年の日本では時代が違いすぎる点も多々
あることに注目したい。
東洋の魔女たちが2000年のシドニーの中継のゲストできて、TBSの朝のワイドショーでこういいました。
「今のオリンピック選手はいいわよね。お金持ちで。わたしたちとは時代が違う」
東京オリンピックの頃はまだアマチュアリズムがあったのかもしれないです。
これを私は「アナログ・オリンピック」時代と名づけています。
当時も東京という町の開発経済だったのですが、動いている金額のレバレッジが今とは桁違いでしょう。
わたしも3歳の子供でうちのまん前をあべべ選手がマラソンで走って
肩に触りました!(よく覚えているな)
ちなみにこのワイドショーのCMには谷亮子が「味噌汁のCM」に金メダルを持って出ていました。
このCMの出演料が1本3億だったっけ、そういうのもすべて、「電通ブック」に記載されて広告主に回ってくるのです。まだ、谷が金メダルを取る前なのにですよ!!!
本当にここだけの話です。
私のようなオリンピック公式メンバー(2000年の日本担当のオリンピック宣伝担当者)には、各国の選手のプロファイルが回ってくるのですが、そこにすべて
スポンサーとのタイアップや経済効果の金額、引退後のビジネス規模などが書かれたものが内部文書で回るのです。さすがに「極秘」でコピー厳禁で、ワーナー社内でも社長1人くらいしか見せてもらえないんだけど、なぜか私は現場のくせに、こういうのを見させてもらう、というかスパイみたいなことが好きでよくやっていたので。
デジタル金融ですよね。先物取引とか、時価会計のスポーツ版ですよ。
胴元が「選手」という債権に格付けしているわけ。トリプルAだとか。
YAWARAちゃんは今回は格下げでトリプルAからBだったわけ(爆笑)
今回は日本のTVCFとかに出ていないでしょ、その証拠に。
「電通」イベント局のスポーツ部門は世界一のノウハウがあり、サッカーのワールドカップでもそのために試合の時間を変えてしまいましたよね。
ワールドカップは愛国心をあおるでしょうが、いまどきの日本人が本気で「がんばれニッポン!」で愛国心は煽られないよね。
もはや日本国家自体信頼できないんだもの。
環境問題や食料問題やエネルギー問題では平気で騙されていますけどね
そんなことより、経済や国民年金とか福祉問題や失業問題をなんとかしてくれと、国民の8割が思っているわけだから。
在英なのでわかりませんが、日本のマスコミ、いや、地方紙や中堅のメディアもすべてオリンピック一色だったのではありませんか?
B北京電通と北京オリンピック
開会式と閉会式を見た人はあれは「電通くさい」と思われたでしょう。中国ぽくないと。
北京オリンピックを開催運営するために、北京電通を数年前に作ったのです。
(実は、5年前に私のところへも仕事の話が来ました。私は英国へきたばかりでまだ中国へはいきたくなかったので断りましたが。)
「ふじむら掲示板」に土井さんがFACTAの記事を貼り付けてくれたのでお読みいただきたいのですが、あそこの会場周辺では今、とんでもないことが起きています。こうしたことを世界中に報道されないためにも、CIAの手先機関、世界の電通が起用されているわけです。
2008年の北京オリンピックというのは、ロシアや反米諸国VS米国という政治構造が最初からわかっていたので、米国帝国の崩壊をごまかすためのカモフラージュとして
自信満々の中国を世界に写す、そのための技術として、世界の文化の地上げ屋(じあげや)電通が制作、というわけです。
BBCではオリンピックと平行して、中国政府がインターネットの規制をしている、
言論の自由の問題をずっとドキュメントで裏番組でやっていました。
これも日本では全く報道されていないでしょう。
私は中国が今後覇権を取るさいに、1番大きな障害はこの「言論の自由を抑圧しながら資本主義にのっかりアジアの覇権を取る」などという虫のいいことを中国は考えていないか?ということです。
この可能性が共産党にあるのなら、私はやはり中国の今後の発展や
覇権の取得は50%以上はびた一文出したくありません。
日本のA層であるみなさんはこの点はどう思われているのですか?
中国と米国はそれでNEW ORDER完成、なのかもしれんが、ちょっと待て!
とストップをかけたのが、今回のロシアではないですか。元ソ連なのにねえ。
だから僕は田中宇さんの説を支持したいのは、今後の世界は表向きは中国や米国や英国といった覇権系がCFRとか国際金融を使って、環境かどうかしらんが、美しく世界をまとめていく一方、裏街道のネットワーク、ができるのではないだろうか。一般の人は気がつかないのかもしれませんが。
地上がこれら大国、地下で対抗勢力として別のネットワーク、実力者の権力構造ができるのかもしれません。日本としては、その両方にどうつきあうのか、というところが
国家戦略の要だと思います。
今回だってロシアは出場を拒否してもよかったのでしょうが、そういうことは今のオリンピックではやらないのでしょう。アフガン侵攻でソビエトの選手だけでオリンピックを
やった時がありましたよね。あれは経済効果がなかったから、そのあと、IOCも急に
RATIO思考を持ち出して、権利関係に厳しくなった。オリンピックの商業主義化
が始まった、というわけです。
オリンピック放送は単なるBGVとして見て、ネットや読書をしているわれわれ
A層の日本人でも、グルジアとかロシアの選手が出てくると急にテレビに食いついて見てしまいますよね。
ここ倫敦では「日本人観光客がお金を落としていってくれなくて、最近は中国の観光客の方がお金を落としてくれる」なんてBBCで毎日報道します。落ち目なんだよ、日本は。
バード君がいうように、経済効果。サルコジとかグルジアの大統領とか馬鹿な政治家も
みんな、国際権力の単なる手先です。
C 2012年のロンドン・オリンピック
大恐慌突入中の英国も唯一の神頼みは、オリンピックしかありません。
それで質素な2012年の倫敦オリンピックですが、「オリンピック・バブル」は今回の
2008年の北京で最終回になるわけです。
英国は2012年までになんとか国家をつながなければならない。今の状態でいくと
2012年ごろまで、今の土地下落は半分くらいになるはずです(半値、八掛け、2割引
の人類原則でいけば)
それではオリンピックはできませんから、それまでにシティ金融街は次の金融体制を
考えてうってくるでしょう。これは、実は、暇人の谷口が毎日、シティに浸りこんで
某有名な金融機関の人から私的に聞いたことです。だいたい20000人も失業しているわけだから、昨日も行ってきたけど、寒い、寒い、シティ、金融街。
2012年のロンドンオリンピックまでに英国はユーロとポンドの平行通貨体制になるでしょう。ポンドなんていう使いにくい通貨でここロンドンの経済効果は期待できない。
そして米国帝国の崩壊はこの2012年のロンドンオリンピックとともに起こると
思います。
2012年のロンドン・オリンピックが完全に米国帝国崩壊のとどめになると僕は
思います。
米国が覇権を取ったのは1914年ですが、100年ももたずに崩壊するでしょう。
崩壊の定義にもよりますが、19世紀や20世紀の100年と今の100年では時代の
スピードが速くなっています。「暴走老人」という本でも説明されていますが、
「地球は丸い」の嘘が150年通じたものが、「911」の嘘は3年しかもたなかったわけでしょう?
谷口だって50歳になったらリストラされると思ってたら、いきなり40歳でリストラ
されたし、米国も英国もサブプライムの損害の予測数字がどんどん「雪だるま方式」
で大きくなっているじゃないですか。
2012年の倫敦オリンピック時点では米ドルはもはや世界の基軸通貨ではなく、単なる「一ローカル通貨」になっているんじゃないでしょうか?
その時点で今のシティバンクなど米国の銀行はほとんどつぶれているでしょうが、英国は
日本と違って2008年の今の時点ですでに通貨を使用しないカード社会に完全移行できています。
カード1枚で100円の買い物をした瞬間に、政府に身元やプライバシーのデータが
全て握られているのです。これが今のロンドンの管理社会です。日本より進んでいると思う。日本はまだ警察官を動因しているから、今回の中国と同じでまだアナログだからね。
統制国家、統制経済に入っていることは同じですけど、さすが、ジョージオーウェルの
1984の英国だけあって、こういうやり方は上手い。米国や日本みたいに「実直」
というか「露骨」じゃないんですよね。
だから「ICチップ」のID入りのカードで世界政府管理通貨体制の中で、世界中の平行通貨(ユーロ、元、ルーブル、円、ドル)などで自由に買い物がロンドン市内でできる
ような金融体制に世界はその時点で移行しているでしょう。
「谷口の馬鹿、オリンピックだけで経済や政治を語るな」とまた批難されそうですが、
それじゃ逆にみなさんに聞きますけど、21世紀がはじまった今日からこれからの4年間は世界はどうなるのですか?
私は今日時点ではまだ契約しているシティバンクが為替手数料を完全に廃止したようですが、今までの世界で通用していた金融システムでない状態で運営されているはずです。
これが彼らのNEW ORDERです。世界に銀行は「ひとつ」になっていれば十分だというわけです。
これ以上のことは僕にはわかりません。勝手な意見で申し訳ありません。
僕の根拠は、ただ、生活者としての実感と、一人類として世界中の人と話して感じて
いる直感です。無視してください。
Dプロデューサーの立場から2012年のロンドンオリンピックはどんな様相か。
2012年は電通しきりじゃないでしょう。英国だから広告はトンプソンとかになるんじゃないですか。BBDOとかベーンベーンかね。米国色は若干あっても日本色は全くないはず
谷口が現場にまだいたら、プレゼン案ではこうです。
英国は今のUKを繁栄して、白人系じゃなくて、イスラムとか黒い英国人選手が活躍していく。
2008年版では 中国 と アメリカ 選手にたくさん勝たせるようなシナリオを
書きましたが、2012年版では、「新英国帝国」をイメージ、アングロ白人じゃなくて
イスラムとか黒い英国人選手やインド系が活躍していく。今回もすでにそうなってた
米国がもはや覇権国から没落していますから、英米アングロサクソン、というでは絵にならないでしょう。
中国人と白人のハーフみたいな世代もそろそろ出てくるかもしれない。1番強いのは
やっぱり映画に出てくるような黒人とブラジル人のハーフみたいな。僕の前の同居人の
ブラジル人とか。体とかも強健でかっこいいものね。頭脳も精神力も強靭。
僕なんかもタジタジでやられっぱなしです。僕なんかはっきりと「はいはい、
私は落ち目の太陽の国から来たまことです」とか言って受けをとってますが。
中国選手もがんばりますが、今度はブラジルとかロシアの選手にたくさんメダルを
とらせるのではないでしょうか。
僕は今、大学で経済学と経営を専攻しているのですが、
世界の縮図でして、やはりブラジルの学生が多い。彼らは元気ですね。
中国人もやたら元気だが、鼻につくところがやはりある。結構嫌われている。
インドの先生や生徒もやはりインテリはすごい。
日本人の学生は谷口も含めて、若い男も女もだめだなあああ。弱いよ、やっぱり。
かものはし、ゆっくりと衰退していきましょう。
「英国が2012年の世界の縮図」というコンセプトで、白人と中国人の混合選手とか、
今のロンドンを象徴するようなイスラム、中東、東ヨーロッパ人の越境選手がUKの
ユニオンジャックを担うでしょう。
スコットランドはすでにUKから独立している
であろう。
これがミリバンド労働党現外相や保守党がブレア労働党以降に描いている図だろう。
この次の英国をどうデザインできるか(イラク戦争に失望した国民)が、次の英国の国選挙の勝利になる。
米国が自分の国に帰ってしまったわけだから、残された英国はこういう形で国家運営をしていくしかない。
田中宇さん式に言えば、英国にはもう何も残っていないから、
世界中に散らばったM6スパイ情報をかきあつめて、なんとかつないでいく、
と言い換えてもいい。
英国は過去何世紀にもわたって、大恐慌を経験している
「しぶとい」国民だから、案外これで生き残るかもしれない。
「金を使わず楽しむ」というクラブ、演劇、文化で500年以上やってますからね。
そういうところが僕のような偏屈者がこの国がすきなところなんだけど。
米国が「共和国」から「帝国」に推移して、帝国崩壊した段階で、今度は入れ替わりで
英国が「英国合衆国」として米国と逆の道のりを21世紀から歩む始めるのではないかと
思う。
米国が歩んできたのと逆の道を21世紀の今日から歩んでいくのではないか?
僕は10代の英国人の生徒がたくさんいるんだけど、彼らを見ていると、どうしても
先祖と同じような未来を歩むとは思えない。
その反面、日本人って今の10代も老人の70代も本質はかわらないなと思う。
しかし、米国や中国のように「天中殺」に会わない何も考えていない「日本」は案外、危機を乗り切れそうだ。
反米、親中国、などと偏らず、ロシア、中国、中東、中南米など、あいかわらず
無節操に「のんき」に「ナイーブ」にやっていれば、世界まれに見る、「ソフトランディング」しながらゆっくり「衰退」できるかもしれないのである。
何も考えていない、というのは、21世紀に一番強いのかもしれないのである。こういう国民に天罰はくだらないよね。
年寄りな私(谷口)は無責任にもそう考えているのである。
「軽い」とかまた某管理人に苦言されそうではあるが(笑)
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