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(回答先: いよいよドル崩壊からドル紙切れ化で、国家財政破綻に拍車が掛かるか 投稿者 M総合研究所 日時 2008 年 8 月 11 日 08:48:58)
単純にドルの暴落とだけ、思考されるのは危険。為替が変動する要因には様々なファクターがあります。例えば今は、原油価格が暴落して、ドルが買い戻されています。ユーロドルも多分目先ドル高ユーロ安となるでしょう。ドルは紙切れになると考えるのは、ドルの価値の考え方のけして間違いではありませんが、多面体のほんの一面だけを見て、判断するようなものです。それでは、95円まで円高ドル安であった円ドルが110円に戻る理屈が説明できません。まだこの後ドル高へ向かう可能性が残されていると考えています。更に、人口ピラミッドの年齢構成を検討した場合、移民が多い米国は活力があります。米ドルは、円ユーロに対し、人口ピラミッドだけを見た場合、中国人民元にすら、先々強含むことも可能性としてありえます。確かに、バーナンキ・ポールソンコンビがいなければ、もしかしたら今頃1ドル=80円・WTI=200ドルしていたかもしれません。バーナンキとポールソンの活躍で、ドルは踏みとどまりました。彼らの動きをウォッチしていれば、十分予測できることです。実際私の過去の投稿を検証していただければ、ご理解いただけるでしょう。もしFX取引などしていたら、ドル=暴落とだけ考えていては、絶対に儲かることは無いでしょう。長期的にドル安のトレンドになる可能性は否定しませんが、紙切れになることだけはありません。ドルが紙切れになると阿修羅で投稿され始めもう10年近くなりますが、実際紙切れではありません。また、日本国債も紙切れになっていません。預金封鎖もありえません。経済は多面的で流動性のある生き物です。ドル=暴落とステレオタイプで思考するのは、全くナンセンスです。経済や為替を見る眼を養いましょう。
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